名古屋の東山動物園に、仙台市の八木山動物園からやってきたオスのスマトラトラの「クンデ」(13歳)を見てきました。
現在、東山動物園で単身生活を送っているメスの「ダマイ」(4歳)の花婿候補。言い換えれば絶滅危惧種であるスマトラトラの繁殖、という重い使命を持っています。
スマトラトラは、トラの中で一番小さな種。名前の通り、インドネシアのスマトラ島が故郷ですが、密漁や森林の伐採によって生息数は300~500頭と見られています。
日本の動物園でもクンデとダマイを含めて17頭しかおらず、動物園同士が協力して繁殖に取り組んでいます。
クンデは2014年から翌年にかけて東山動物園にいたことがあり、勝手知ったる名古屋の地。園では柵越しに見合いを重ね、相性が合うかどうかを確かめています。
※㊤3枚のグンデの写真は、東山動物園のスマトラトラ舎を訪ねるとクンデは就寝中。起きそうもないので寝姿と寝顔であきらめ、起きている姿は東山動物園のHPから拝借しました。
4歳になったメスのダマイ