風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「意欲的で斬新な作品=第65回愛知県私学美術展」

2018-11-08 14:01:42 | アート・文化

 

 

愛知県内の私立高校生らの作品が並ぶ第65回愛知県私学美術展が、名古屋市博物館ギャラリーで開かれています。11日(日)まで。

絵画・デザイン画、写真、書道の3部門。
どの部門にも高校生らしく意欲的で、一気に制作した作品が目立ちます。

中でも驚いたのが写真の部での「40・3度」という4枚の組み写真。
猛暑だった今年の夏を、名古屋の東山動物園で水に飛び込んだゾウやサイの様子で表現しています。撮影日は8月3日。名古屋で観測史上最高の40・3度を記録した日です。いわばニュース写真です。

高校生らの写真展には、花鳥風月だけでなくこうしたニュース性や記録性、時代を捉える斬新な作品が目立ち、僕が楽しみにしている理由です。