高知への旅では、今朝掲載した「キイレツチトリモチ」の花を見た後、小雨の中を園内と隣の五台山竹林寺を回り秋の色を数枚カメラに収めてきました。
植物学者・牧野富太郎の「雑草という名前の植物はない」という姿勢から全ての植物に名前のプレートを付け、展示も自然のままを原則にしている牧野植物園。
初冬に入った今は花数も少ない中で目立ったのは「オオツワブキ」でした。
自宅の庭にもツワブキが数本ありますが、ここのは名前の通りひときわ大きく、起伏の多い園内のあちこちを鮮やかな黄色で彩っています。年明けまで見ごろが続くようです
植物園を出て竹林寺へ。
ここは四国霊場第31番札所。724年に創建され、800年代当初には空海(弘法大師)が滞在して堂塔を修復したとされ、重要文化財に指定されています。
山門から続く石段や境内の紅葉にしばし見とれてきました。