リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

仕事が終わって外の世界を見たら

2013年09月07日 | 日々の風の吹くまま
久しぶりに大まじめに仕事に打ち込んだもので、首の後ろがコチコチ。何しろナノの世
界なもので、やたらとギリシャ文字だらけの数式が出て来たりして、pなんだかρなん
だか、kなんだかκなんだか、どっちだ~?と目を凝らしていたもので、目はしょぼしょ
ぼ。いやあ、それでも、仕事したぁ~!という気分はやっぱりいいもんだ。

東京、オリンピックを獲得したんだ。ま、お祭りの準備で忙しくなるだろうから、これでし
ばらくはうっとうしい放射能のことは忘れられるね。でも、オリンピックはどこがやっても
大赤字だけど、お金は大丈夫?東北復興や東電の尻拭いの予算を削って、「東京」の
オリンピックに注ぎ込むなんてことはないだろうね。ま、「世界中からお客が来るから、
何としても放射能を掃除しなきゃ」という動機付けになるなら、オリンピックを東京にやら
せる意味があるかな。

婚外子の相続差別違憲判決で、小町横丁は納得が行かない人たちが大騒ぎ。あそこ
はすぐ慰謝料請求!とわめく人が多いから意外でもなかったけど、ずらっと並んだ違憲
判決批判の書き込みの「毒」にはびっくりしたな。だって、法的な差別で婚外子として生
まれて来た「罪」を罰するべきで、それが婚外子の出生で傷ついた妻や婚内子の心の
支えになるってんだから、恐ろしい。この人たちの人権意識の欠如や自分で意識して
いない深い差別意識が図らずも露呈したってことだけど、ショックだなあ。まあ、これが
本音なんだろうけど・・・。

この人たち、vindictiveそのものだな。「懲罰的」という形容詞だけど、「人を痛めつけて
やりたいという悪意に満ちた報復願望というニュアンスの強い処罰感情を持っているこ
と。でも、「実父」の遺産に対して相続上の同等を求める婚外子が金目当てと言うなら、
妻も結婚してしまえば夫の財産は自分のものだと思っているから、他の女が生んだ子
(夫の「実子」)にはやりたくないと言っているわけで、突き詰めると「お金」。ま、人間、
お金の話になると平等も何も目に入らなくなるもんで、男の年収がどうのこうのと、今ど
きの日本女性の結婚の価値基準は「お金」という印象だから、議論では肝心の遺産の
主である「夫」の影がえらく薄いのもうなずけるような・・・。