リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

のら猫にも仁義があるのだ

2013年09月02日 | 日々の風の吹くまま
ふっと目が覚めたと思ったら、雷がゴロゴロ。雨も降ったらしいけど、そのまま寝直し。
今日は夏の最後の三連休の最後。休日なのに「Labour Day(労働の日)」とは、これい
かに。朝食のテーブル挟んでなぜか「ゆとり教育」についてああだこうだと討論。

まあ、記事中の「日本人同質性への固執と個性に対する不快感」がゆとり教育挫折の
ポイントということで意見が一致したけど、朝っぱらからよその国の教育制度の討論も
何もないもんだ。午後いっぱいかけて仕事。納品して、これで「休み」モードに復帰!と
思ったら、入れ替わりに別のところから仕事。あちゃ。でも、納期に余裕があるし、先端
科学技術の話だから、おもしろそう。いつもこういうのだとうれしいんだけどなあ。

カレシが「マティニタイムだ」というので、勇んでキッチンに上がったところで電話。隣の
パットが「ハリスがまたネズミを捕まえたよ」と報告。バンクーバーではスラム街から発
生したらしいネズミが徐々に生息領域を広げていると言う話だったけど、最近になって
とうとう我が家の近辺にも出没するようになっていた。ここで言うネズミはratという大き
いやつ。この数週間でハリスが捕まえたネズミは6匹。中には子猫ぐらいの大きさのが
いたから、ハリスはさしずめ「スーパーキャット」というところ。

ハリスは元のら猫で、猫好きのパットがかわいがっていた雌猫のグロリアが死んだ後、
いつの間にか現れて、食べさせてもらうようになって居ついた「風来坊」。我が家の庭も
縄張りにして、ネズミパトロールをしてくれている。人付き合いは良くないけど、人間嫌
いでもなさそうで、「宿主」になったパットとも互いに快適な距離を置いている。飄々とし
ているのは、さしずめ「木枯らしニャン次郎」かなあ。まあ、猫ってのは人間に媚を売ら
ないタイプが多いようだけど、せっせとネズミ退治をしてくれているのは、のら猫なりに
「一宿一飯の恩義」に報いているということかな。猫にも仁義があるなんて、かっこいい
じゃないの。今度ハリスの好物だと言う猫のスナックを買ってあげようっと。