リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

土地成金になれるかな

2013年09月24日 | 日々の風の吹くまま
きのうのうちにがんばって仕事をクリアしておいたので、今日は「遊びモード」でモール
まで歩け歩けの運動。午後2時を過ぎても気温は12度。並木はまだ葉を落としていな
いけど、すっかり色づいて、ほんとに秋。

2丁先の角の「売家」が「売約済」になっていた。比較的新しい家で、住人は若い中国人
たち。中国本土からの移民の中には、有り余るお金を渡して十代の子供たちだけを残
し、親は中国に働きに帰るというケースが多いけど、この家の子供たちは大学を卒業し
て、中国の親元に帰ることにしたのかもしれないな。バンクーバーの住宅市場は、リー
マンショックの下落からすぐに回復して、その後は徐々に値上がりが続いているという
話だから、この家の売値はたぶん1億5千万円くらいかな・・・。

近所に住む不動産エージェントのクリスによると、我が家のあたりは土地の値段だけで
も9千万円くらいするらしい。南北の道路に沿って各ブロックに同じ区画が8つ。建って
いる家は築80年くらいから5年くらいまでいろいろだけど、土地面積はどれも同じ334
平方メートル。ということは、築25年の我が家は土地と家で1億円くらい?ほんと~?
こんな小さな家が~?まあ、どんな狂乱状態でも、そこに住んでいる限りは固定資産
税が上がるだけだし、売ってもどこかに(ばか高い)家を買わなければ「家なき子」だ
し・・・。

でも、ふっと思いあたった。バンクーバーの住宅区画はほとんどが東西の道路に面して
並んでいるけど、我が家の一帯は南北方向で、向かいはゴルフ場、後ろはレーン。こ
れ、タウンハウスなんかの建設にはもってこいの条件じゃないの。地下鉄が開通して、
沿線は再開発計画によって集合住宅建設による高密度化の対象になっている。我が
家のあたりは対象区域の外だけど、ゴルフ場の周囲には遊歩道があるし、小学校があ
るし、坂を10丁ほど下ると、ひとつ先の地下鉄駅周辺の総合開発が幹線道路沿いに
進んでいるから、こりゃあ、いずれは開発の手が伸びて来そうだな。10年先か、15年
先か。私達がコンドミニアムか介護付きのホームに移る頃だったらうれしいね。まあ、
取らぬ狸の皮算用ではあるけど・・・。