リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

秋だ、松茸づくしで行こう

2013年09月08日 | 日々の風の吹くまま
ひと仕事が終わったので、約束通り、今日は金曜日にHマートで買って来た松茸をふん
だんに使ってご馳走を作る。ついでにフリーザーの霜取りをしながらつらつらと考える
に、松茸はヘンにいじるよりも、「日本の伝統」に沿ったほうがおいしい。ということで、
極力「ニッポンの味」で・・・。

     
出汁をとったり、下ごしらえをして、まずはアミューズブーシュ。松茸1個とカレシ菜園の
きゅうりでベジタリアン風ポケ。刻んだ松茸をさっと炒めて、同じように刻んだきゅうりと
混ぜ、にんにく入りマヨネーズで和えた。スパイスは山椒とゆず。

     
次に、「どびん蒸し」風。松茸3本をスライスして、ぼたんえび2尾ずつ。松茸もえびも地元
の産。本には「みつば」と書いてあったけど、ないからコリアンダーで代用して、すだち
の代わりにかぼすの果汁。おいしいの何のって・・・もちろん、松茸のお手柄だけど。

     
カレシが好きな松茸のフライ。1本を4枚にスライスして、粉、溶き卵、パン粉とつけて普
通に揚げる。カレシ菜園のトマト、きゅうり、パセリで飾って、チリソースを添えてみた。

     
メインコースは松茸ご飯と、松茸と豆腐のお澄まし。ご飯を魚に添えようと思ったけど、
全体の量が多くなりすぎそうで、ボツ。ご飯はいつもの麦入り玄米じゃなくて、白米ご飯。
初めのコースを食べる頃から炊き始めて、フライの前に松茸を加えて、ちょうどいいタイ
ミングで炊き上がり。蒸らしている間に、松茸の最後の1本ときのうチゲを作った後に少
しだけ取っておいた豆腐でお澄ましを作る。フライの溶き卵の残りに細く切ったにんじん
とねぎを混ぜ、貝割れを載せて即製の卵焼き。

ちょっとぜいたくな「松茸づくし」で、とうとうパックに8本か9本入っていたのをぜ~んぶ
食べてしまった。香りや形で日本産にはかなわないけど、カナダの松も捨てたもんじゃ
なくて、それなりにおいしさいっぱいの秋の味。ああ、満腹の食欲の秋・・・。