リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

こんな小さな家にも土地バブルの波?

2015年01月02日 | 日々の風の吹くまま
湿っぽい新年2日目。普通に仕事日。遠い郊外では雪が降って交通事故が続出だったらし
い。でも、有休を取った人は多かったんじゃないのかな。またぞろ「大荒れ予報」が出ていて、
freezing rain(道路や樹木に凍りつく雨)が降るかもなんていっているけど、気温は上昇中
だから、あまり心配はなさそう。

温かなオートミールの朝ごはんを食べながらテレビのニュースを見ていたら、バンクーバー
の住宅の査定評価額がまだ上がっているという話。うへっ。高すぎる、バブルだ、そろそろ
下がると言われ続けていったいもう何年になるやら。州の評価機関が7月1日現在で評価
して、正月早々に通知書を送って来るけど、今日は郵便がなかったので、先回りして調べて
みることにした。評価額は一般に公開されている公式情報だから、誰にでも評価機関のサ
イトにアクセスして住所を打ち込むだけで簡単に調べることができる。で、住所を入力したら、
写真入のページが開いた。背の高い生垣と庭木のおかげで見えるのは八角塔だけだけど、
横にでかでかっと太字で土地と家の合計評価額。ひと目見て、ゲゲゲッ!

いいのかなあ。バンクーバー市は我が家の前の道路を境としてウェストサイド(西)とイース
トサイド(東)に二分されていて、我が家は庶民的な東側。それが12.4%アップして、とうと
うミリオンのラインを超えてしまっている。こんな小さな土地家屋が1億円なんて呆れるほか
ないけど、もしも西側に建っていたら2倍だろうな。土地だけの評価額は買った32年前の評
価額の約13倍。ほんとにゲゲゲッ。知らないったら、もう。ここまで来たら狂乱としか言いよ
うがないという感じだけど、ほんとにいいのかなあ。

まあ、たぶんこの先10年くらいで売って、コンドミニアムか介護付き有料ホームに入るだろ
うから、庶民の最大の資産であるマイホームの評価額が上がることは喜んでいいのかもし
れない。特に再開発で高密度化が進んでいる地下鉄沿線から徒歩圏のブロックということ
で、よほどの不況にでもならない限り、いずれは開発業者が目を付けて来る可能性があり
そう。あんがい平均以上の上昇率にそれが反映されているのかもしれない。それでも、こん
な数字を見たらやっぱり、ゲゲゲッ。