リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

世界は読心アプリを切望しているかも

2015年01月27日 | 日々の風の吹くまま
ゆうべは窓の外の霧で滲んだ灯を見ながら、最近酒屋に出るようになった極上のカルヴァ
ドスを傾けつつ、あれこれやじっくりと話し合って、寝たのは午前4時。2人の歩調が一致し
たのを確認して安心したのか、2人とも正午過ぎまでぐっすり。ミシェルがごちゃごちゃ言い
出してから体重が1キロ半減ったくらいに近所問題ってのはストレスフル。もっとも去年から
ちょっと体重が増える傾向にあったから、減ったのはうれしいけど、進路が決まって安心し
たらまた増えたりして・・・。

まずはマイクに事情を説明して、とりあえず見積もり中の屋根の葺き替えと二階のプチ改装
を棚上げしてもらい、お薦めの不動産エージェントを紹介して欲しいこと、引越し先でもでき
るだけ今の生活様式を継続したいので改装をお願いしたいことをメールで伝えた。住宅価
格の高騰で家の改装をする人が増えたようで、マイクはかなり忙しそうだったから、あんが
い「助かった」なんて言って来るかもしれないな。ミシェルがまたメールを送って来たけど、結
局のところ彼女は間借り人の駐車スペースを確保することしか眼中にないと結論して、「ゴ
ミ箱」に直行。まあ、ベースメントを貸して家賃を稼がないとローンの返済に困るという事情
を暴露しちゃったようなもんだけど・・・。

ニューヨークではドカ雪を降らせるはずだった嵐の進路がずれて直撃を免れたら、今度は
市長の緊急対策が過剰だったという非難が上がっているとか。まあ、交通機関も道路も橋
も全部閉鎖してマンハッタンをゴーストタウンにしたのに一夜明けてみたら拍子抜け。大山
鳴動して何とやらの結末だったから、不便を被った人はムカついたんだろうな。でも、猛烈
な嵐という予報を見くびって大きな被害が出たら、それはそれで今度は対策が不十分だっ
たと訴訟を起こすんだろうと思うけど。そこへして気象予報士が(「予想した」と言うべきとこ
ろを)「望んだ」通りに行かなかったと言い訳したとかでひと悶着。口は嵐よりも大きな災い
の元ってことだな。

それにしても、近頃は政治家にしても何にしても、念のためにやればやり過ぎと非難され、
大丈夫とやらなければやらな過ぎと非難され、関わらずにいると冷たいと非難され、関わろ
うとするとよけいなお世話と非難されるようで、「1でなければ0」のデジタル思考の流れとし
ても、めんどくさい世の中になったもんだ。どうか一日も早く「読心術アプリ」を・・・。