リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

すごいなあ・・・

2015年01月24日 | 日々の風の吹くまま
よく降った。パイナップル特急は暖かいもので、山のスキー場は雪が解けてべちゃべちゃに
なっているらしい。寒波に居座られたり、やけに暖かくなったりしていた東部では、冬が戻っ
て来て荒れ模様だとか。2月2日は春の訪れを占う「グラウンドホッグデイ」。この日に冬眠
穴から出て来たマーモット(groundhog)が地面に自分の影を見つけたら「何だ、まだ冬なん
だぁ」と穴に戻ると言う伝説があって、アメリカとカナダの特に東部各地で名物マーモットを
穴から引っ張り出して春が遠いか近いかを宣言する行事になっている。要するに、マーモッ
トのご託宣を待つまでもなく、晴れていればまだ6週間は冬が続き、曇っていれば春遠から
じってこと・・・。

ちょこっと入っていた置き土産仕事を片付けたら、いつものようにニュースめぐり。何でも日
本のツィッターユーザーたちが「クソコラグランプリ」と称して日本人の殺害を予告した「イス
ラム国」を徹底的にからかった合成画像を投稿し合っているという話。「シャルリ」気取りかと
思ったら、そんな主義や思想はなさそうだし、人質が殺されるかもしれないとはまったく考え
ていなさそう。単におもしろおかしい画像を合成しては投稿してわいわい盛り上がっている
と言う感じ。ところが、日本では不謹慎だと批判されているようだけど、海外では「日本人は
このクソコラグランプリ(Crappy Photoshop Grand Prix)でテロリストにユーモアで対抗して
いる」とか「日本はアメリカにできなかったことをやった」とか、けっこうヨイショされているから
スゴイ。

中には「きわめて日本人らしい対応だ」とか「日本のゲーム文化を参照したものだ」といった
記事もあったけど、イスラム国関連らしいツィッターアカウントが炎上したそうだから、過激イ
スラミストのテロに対してそれなりの勝利を収めたと言えるのかな。たしかについ笑ってしま
う画像もあって、独善的で粘着質なシャルリの意図的に侮辱する風刺に比べたら、深い思
考を伴わないただのおふざけのように見えるけど、まあ、元からユーモアの感覚がゼロどこ
ろかマイナスの連中のことだから、思惑が外れて「どうなってんだ」と困惑しているかもしれ
ない。

殺人集団に「日本人は何をやるかわからないから狙ってもムダ」と思わせられたとしたら、
日本のネット社会やオタク文化のパワーは過激テロリストにも勝るすごさと言うことか。人質
を救えなかったのは残念だったけど・・・。