リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

本気になって引越し作戦開始

2015年01月26日 | 日々の風の吹くまま
久しぶりに晴れて、家の中から見ているだけでも何となく「春爛漫」的な雰囲気で、気温は
午後3時を回る頃には15度。アメリカ北東部はモンスター吹雪の襲来で緊急事態宣言が
出ているのに、別世界だな。ニューヨークでは車の運転禁止命令が出て、公共交通もハイ
ウェイも橋も空港もシャットダウンして、市民に外出を控えるよう呼びかけているとか。テレ
ビに映るマンハッタンはもぬけの殻のような風景になっている。でも、吹雪の中で街灯に浮
かび上がるブラウンストーンの古い街並みはちょっと幻想的・・・。

思うところがあったのか、カレシがミシェルの要求通りにトラックを前に動かしておいたら、後
ろに止めてあったパットの車との間にちゃっかり入り込んだ車がある。間借り人の車じゃな
いからカレッジの学生かと思ったら、向かい側にも2台止まっていて、どうやらパットの隣の
迷惑一家の悪がきの仲間らしい。道路でふざけて騒いでいるもよう。そこへパットから「知ら
ない車が止まっている。通報してくれ」と催促の電話。カレシが(渋々ながら)駐車違反取締
りに電話したら、何と午後2時以降は住宅地域では取り締まらない方針に変わったんだそう
な。アホかいな・・・。

怒ったカレシは市のホットラインに電話したけど埒が開かなかったようで、「市民のことなど
知ったこっちゃないんだ」とますますカンカン。夜になってトラックを元通りの位置までバック
させてしまった。「あの迷惑一家がいる限りは解決しないし、パットも問題のうちなんだから、
オレはもう知らん」。やっぱり引っ越す?「うん。オレは他人事に煩わされずにPCに向かっ
ていられて、広いバルコニーがあってペントハウスなら少しくらい気に入らないところは我慢
するから、キミが探してくれ」。ほんとに本気だな、これは。ペントハウスは数が少ないから、
気に入るのが見つかるまで時間がかかると思うよ。「状況がこの先良くなるとは思えないか
ら、時間がかかってもいい。任せるっ」。うはっ、本気も本気・・・。

何か急転直下で振り子が引越しの方に振り切れたような感じだけど、必要に迫られて動くと
焦って失敗しやすいことを考えれば、資力と体力と時間に余裕があるうちにやるのが一番。
ワタシも夢うつつ左翼の月光市長になってからはバンクーバーそのものが息苦しくて住み
難くなったと感じていたから、カレシの同意は追い風かも。今が潮時ってことで、行動を起こ
してみるか・・・。