リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

スマホを見つめ過ぎると寄り目になるって

2019年06月15日 | 日々の風の吹くまま
6月14日(金曜日)。☁☀。あ、ちょっと涼しくなった。やれやれ。それにしても1週間があっという間に過ぎてしまうなあ。何だか仕事でいつもあたふたしていた現役の頃よりも時間の過ぎるのが速くなった感じがする。もう仕事のことなど考えることもなくなって、毎日のんびりと生きてるはずなんだけど、こんなにどんどん時間が過ぎて行くとなると、今のうちにあれもこれもやらなくちゃと気が急いて来るから困る。でも、やりたいことが多い上にやらなければならないことも増えたような気がするから、もしかしたらリタイアして逆に忙しくなったとか、あり得る?

最近の日本の新聞サイトに若い人たちの間で「急性内斜視」が増えていて、その原因がどうもスマホ画面の見すぎらしいという記事が載っていた。思うに、コンピュータの大きなモニターと違ってスマホの画面は小さい上に移動しながら見ていたりするので、両目の焦点をその小さい画面の小さい文字や画像に合わせようとしているうちに、寄り添わざるを得なかった方の目の筋肉がくたびれ果てて、画面から目を離しても元に戻れなくなったんじゃないかな。ワタシも24分の1スケールのミニチュア工作で、豆粒のようなちぃ~っちゃなパーツをいじっていたら、何となく寄り目になったような感じがしたもの。いや、冗談で寄り目になっちゃったぁ~と騒いでいたけど、あんがいほんとに一時的に「内斜視」の状態になっていたのかもしれないな。

まあ、絵も描きたい、芝居や短編も書きたいと、やりたいことが多すぎるおかげで、ひとつを完成したところですぐに次のセットにかからずに別のプロジェクトに移ることにしているから、ほんとの「急性内斜視」にはならずに済むだろうと思うけど、年が年だからしっかり気をつけないといけないな。何たって裸眼で視力0.008のワタシの目、心して大切に扱ってあげないと、へたをするとやりたいこともやれなくなってしまいかねない。

大きなモニターの文字も最近は見えにくいときがあるし、うん、ここらでそろそろコンピュータを落として、愛しのレミを引っかけてリラックスして、安眠で目の保養ということにしよう。では、おやすみなさい。


老後資金が足りないと急に言われても

2019年06月14日 | 日々の風の吹くまま
6月13日(木曜日)。☀☀。少し雲があるけどまだ暑い。きのうは6月12日の最高気温としてすごい数の新記録ができて。ニューウェストでも30度。そこで今日はもうストレートに真夏用のサンドレス。だって北国生まれのホッキョクグマのワタシには暑過ぎなんだもん。

日本の金融庁が「老後資金は2000万円必要」みたいな報告書を出して国を挙げてひと騒動になっているらしい。試算によると65歳以上と60歳以上のリタイアした夫婦の世帯では家計が月々平均約5万円の赤字になって、その先2、30年生きるとすればざっと2000万円近く不足するという話。高齢化と少子化で財政が苦しくなる一方の日本政府としては、年金を頼りにしていたら余生を全うするのにそれだけ不足する(ので自力で貯めておかないとやばい)よと警鐘を鳴らしたかったのかもしれないけど、老後は自分で何とかしろと言われたように受け取った人が多かったようで、大炎上してしまいには報告書が撤回に追い込まれたとか。不足額2000万円という数字は過去データらしいけど、日々節約に努めているところへお役所からいきなりそんなことを言われたら、誰だって怒っちゃうよねえ。

公的年金の資金が将来不足するのを心配しているのはカナダでも同じことで、支給額は定期的に物価指数に連動して増額しても減額はないと公言して来ているので、何とかして基金を増やさないといずれは足りないということになりかねない。だから、非拠出制の老齢年金(OAS、居住年数基準)の支給開始を遅らせたり、高所得者からはなし崩しに回収したりしているし、拠出制の国民年金(CPP、勤労所得・拠出年数基準)も今は退職しなくても支給するようになったし、受給しながら働き続ける場合は任意で掛け金を払うと付加給付がもらえる制度ができたし、いずれは支給開始年齢を引き上げるつもりらしいし、公的年金は受給開始を遅らせればそれだけ受取り額が増えるとアピールするのに必死だし、最近は掛け金が所得控除になる個人年金制度(RRSP)や利子が非課税の貯蓄制度(TFSA)の利用(すなわち自助のススメ)を推しまくっているし・・・。

我が家の公的年金は2人ともOASが上限の額で、長年共働きだったのでCPPも平均以上だけど、それだけではぎりぎり暮らせる額。幸いその上に公務員だったカレシの組合年金があるおかげで毎月黒字になっていて、カレシとワタシそれぞれの個人年金基金と銀行預金を合わせると銀行がすり寄って来る額になるし、マンションもそれに匹敵する評価額なので、そろって100歳まで悠々自適でも不足する心配はないと思う。まあ、棚ぼたの遺産以外は2人で働いて築いた老後資金なんだから、「自助の功」と言ってもいいんじゃないかと思うけど。


今日は暑い、でも温室が完成

2019年06月13日 | 日々の風の吹くまま
6月12日(水曜日)。☀☀☀。あっつぅ~い。ニューウェストの予想最高気温は28度だって。朝から汗ばむほど暑いから、ウォーキングは晩ご飯の後にしようね。といっても、日没は9時過ぎだから涼しくなるかどうかは疑問だけど。L字型の我が家で一番暑いのはルーフデッキに突き出ていて2面がガラス張りの金魚鉢オフィスだけど、ダイソンのタワーを回していればけっこう快適。逆に我が家で一番涼しいのは奥行きの深いバルコニーに面したレクルームで、南向きだけど上階のバルコニーが庇代わりになって直射日光が入らないから1日中ひんやり。

オフィスの窓の外では窓掃除。まず屋上からロープの塊がどさっと落ちて来て、次に大きなスクィージーの入ったバケツがするする。来た来たと見ていると、ごっつい作業靴の足が2本。上の窓の掃除が終わったら、窓拭きのおじさんがするすると登場。管理組合の方針が変わったのか、(手が届くから)住人の責任範囲のはずだったデッキに面したパティオドアとオフィスの窓を掃除して、手すりを越えて下に降りる前に手すりのガラスパネルの内側まできれいに拭いてくれた。手すりのガラス拭きは屋上に戻るのに階段を上がるだけで済むように我が家を通り抜けさせてあげたお礼らしい。作業日程が遅れているから、いいって言ったのに、ありがとうね。おかげで自分で拭かなければならない窓ガラスの数がぐんと減って窓拭きが楽になりそう。

朝ご飯の後は、今日こそミニチュア温室を仕上げようと、レクルームで少し開けたドアから入る涼しい風に吹かれながらの突貫工事。黒い厚紙から6ミリ幅のテープ7本と3ミリ幅のテープ1本を切り出して、温室の縁取り。ぺらぺらのプラスチックの箱が「構築物」らしくなって、なるほど。温室の外に置くものを糊付けしたら、後はぽこぽこと格闘しているうちにあちこちに付いてしまった糊の汚れを隠す算段。説明書では角に緑の木?を1本這わせることになっているので、それじゃあともう1本屋根まで這わせて、汚れが広がっているところには糊を薄く伸ばして「木」から落ちた粉をぱらぱら。何となくコケが生えている感じになって、カレシが「オレの温室もこんなんだったよね」。そういえば、旧居の裏庭にあった温室は、屋根にコケが生えていたっけ。

工作というのは、自分の手でものを作ったり組み立てたりする楽しみだけじゃなくて、忍耐と問題解決の工夫力を養うのにもってこい。特に「工夫」は英語に適訳がない日本人独特の精神だと思うけど、豊かで便利になり過ぎた今の日本ではどうなんだろう。

   

下水漏れの修理工事とミニチュア温室の工事と

2019年06月12日 | 日々の風の吹くまま
6月11日(火曜日)。☀☀☀。急に暑くなって、最高気温は25度なんて予報だからびっくり。きのうまで朝方にヒーターが入っていたのに、何でなの?先週いっぱい延期されていた窓掃除が再開。天候が延期の理由だそうだけど、雨が降ったのは最終日の予定だった金曜日だけだから、もしかしたら同じ時期に進行中だった1階のアメニティルームの修理工事が大詰めだったのと関係があるのかも。

3階で詰まった下水管から溢れた下水が2階の壁を通ってアメニティルームに流れて大被害が出たのは4月の末。最初は3階の誰かが洗濯や風呂の水を溢れさせたのかと思っていたら、何と下水!会議室の天井を剥がして、床を張り替えて、テーブルや椅子を入れ替えての大騒ぎ。建物がまっすぐなタワーになっていないもので、下水管が横向きに方向転換する部分(フロア3つ)で住人がキッチンのシンクに流す油脂やごみが固まって詰まってしまう。油脂、穀類、コーヒーかすなどは流さないようにというお触れが出ているんだけど、ディスポーザーをつけている部屋もあるし、料理に油を多用する文化の人たちも多いし、その中には使った油はそのままシンクに流す習慣の人たちもいるだろうし、下の方の階には賃貸に出ている部屋も多いので、注意を徹底するのは至難の業。

漏水の源が特定できればその部屋の住人のコンドミニアム保険で修理費をまかなう決まりになっているけど、今回は特定の部屋からの水漏れじゃないから保険請求する相手がいないわけで、修理費はすべて管理組合の保険でカバーするしかない。自己負担分がかなり大きいし、来年の保険料が上がるし、ということは、お触れにも書いてあったけど、管理費の値上げも避けられないだろうなあ・・・。

ま、今日はプリンターの問題で中断していたミニチュアの工事再開。まずは家具類に植物の鉢や小道具を糊付けして、次に家具を床に糊付け。糊が乾いたら、温室の外郭をそろぉ~っと被せて、床板のタブを内側の穴にはめ込んで固定。うん、何とか温室らしくなって来た。よく見るとヘンな家具があるけど、奥にドアがあるのは母屋に付設した部屋という設定らしいから、一種のサンルームみたいなものなのかもしれない。ベースに取り付ける前に床下に通した豆ライトのワイヤをバッテリパックにつなぐ作業。こっちは簡単で、試験点灯もオッケー。かなり悪戦苦闘したけど、やれやれ、もうあとひと息で完成だぁ・・・。

   
   さて、どれをどこに置こうか
   
   温室らしくなった
   
   縁取りをして、外に置くものを固定して、ドアを付けたら完成


すったもんだの末やっとプリンターが復旧

2019年06月11日 | 日々の風の吹くまま
6月10日(月曜日)。☁☀.。なぜか2人とも5時過ぎに目が覚めて、プリンターがオフラインのままの問題をどうするか一緒に思案投げ首。新しいルーターは前のと同じ場所に置いてあるので、問題はWifiを取り仕切っているブースターの位置がまずいのかもしれない。でも、場所を変えるには間取りがあまり良くない。そこで、思い切ってブースターを外してルーターのWifiを使ってはどうか。またバルコニーでネットを使えなくなるかもしれないけど、プリンターが最優先だから。ということで話がまとまったところで、2人ともとろとろと眠りに落ちて、起床は8時。

カレシが水遣りをしている間にテクニシャンのアンドルーにルーターのWifiをオンにしてくれるようにお願いメール。朝ご飯が終わった頃に「ブースターを外しに行くと料金がかかるので、ルーターのWifiを遠隔操作でアクティベートするけど、どう?」とメールが返って来て、さっそくお願いしまぁす。30分ほどで「完了。ブースターを外して、ルーターにあるパスワードでネットワークにログオンしてね」。何だ、意外と簡単じゃないの。すぐにオフィスとレクルームのブースターを外して、それぞれWifiに接続する機器をログオン。2人であれこれやっているうちに、カレシのデスクトップもラップトップもちゃんと印刷するようになったけど、ワタシのデスクトップはオンラインになっているのに頑としてエラーメッセージを出すばかり。あ~あ。

まあ、プリンターを使うことの多いカレシの不便は解消したし、ワタシのラップトップもつながったし、それにバルコニーでもネットを使えることがわかったから、いいってことにしようということで、ランチ。まあ、ワタシのデスクトップもプリンターも買ってから8年だから、そろそろ買い替え時と言えるかな。とりあえず一段落したので、外したブースターを元の箱にきちんと戻して、レシート持参でモールのTelusのカウンターで返品。30日間は全額返金なので、あっさり手続きが済んでやれやれ。と思ったら、晩ご飯の後でスキャナを使おうとしたカレシが「デスクトップからスキャンできなくなった」。あぁらら・・・。

2人とも少々疲れていたせいで、けんか腰のすったもんだの挙句、カレシは意を決してTelusのヘルプラインに電話。結局、ルーターの速度を5Gから2.4Gに落として、「ドライバを再インストール」ということに。運のいいことに、プリンターについて来たCDをなくさずに持っていて、カレシのスキャン機能は難なく復活。カレシに言われるままに、ワタシもデスクトップにドライバを再インストールしたら、あぁらら、あっさりと印刷開始。そっか、ドライバの問題だったんだ。なるほどねえ。文明の利器ってのは、ほんとにもう・・・。


ブランチパーティで朝からお酒とおしゃべり

2019年06月10日 | 日々の風の吹くまま
6月9日(日曜日)。☀☀。夏至に近づいて、日の出が5時7分なので、4時半にはもう外が明るくなってしまう。薄明とか暁とか曙と言われる時間で、時計の針を1時間進めた「夏時間」でこの早さだから、標準時のままだったら薄明の始まりが3時半で、日の出は4時7分。時間の切り替え廃止を唱える人たちのほとんどが「夏時間のまま」を支持するのも無理ないな。でも、今の夏時間が「標準時」になったら冬至の頃の日の出が9時を過ぎてしまうので、子供たちは暗い中を通学することになるけど。あちらを立てればこちらが立たず・・・。

今日はArts Club主催のブランチパーティ。シーズンの終わりを前にして、ADC(芸術監督サークル)のうちで大口寄付者のカテゴリーに入っているメンバーを集めての、言うなれば一種の謝恩会みたいなものかな。年間15万円以上の寄付がADCの「会費」で、総額によっていくつかカテゴリーがあって、上のカテゴリーに入るほど恩典が増えるしくみ。でも、オープニングナイトのレセプションやチケットの割引、メンバーパーティへの招待以外はあまり利用されていないような気がする。まあ、上のカテゴリーに名を連ねているメンバーは功成り名を遂げた人たちがほとんどだから、好きな演劇のためにお金を出すのが老後の趣味みたいなものなのかもしれないな。私たちは毎年だいたい80万円ちょっとを寄付しているけど、いつも利用するのはレセプションや(今日のブランチパーティのような)パーティと好きな作品の個人スポンサー(1シーズン1本)になることくらい。

ホテルのレストランの個室でのブランチパーティに集まったのは、Arts Clubから芸術監督のアシュリー、専務理事のピーター、資金開拓部長のキャシー、財務部長のヴァレリーの4人と、メンバーが30人ちょっと。みんな顔なじみの常連だから、のっけからミモザカクテルを手に和気藹々のおしゃべりが始まって、テーブルについてもワインを飲みながらぺちゃくちゃ。テーブルに置かれたメニューからワタシはサラダとスモークサーモンのエッグベネディクト、カレシはサラダと今はやりのアボカドトーストを注文して、またひとしきりぺちゃくちゃ。朝っぱらからお酒を飲むってのもなんだけど、お開きまで思いっきり楽しい時間をすごして、おなかいっぱいで機嫌よく帰って来た。

みんな私たちよりずっとずっと金持だけど、ワタシは相手が誰でも気後れしない性質と来ているから、Arts Clubの集まりはいつも楽しい。功成り名を遂げての豊かな老後を楽しんでいる人ほど偉そうな気取りがなくておおらかな人たちなので、すばらしい趣味仲間に入れてもらったワタシは幸せ感いっぱいの極楽とんぼ。うん、ほんと。


プリンターがオフラインで印刷できない!

2019年06月09日 | 日々の風の吹くまま
6月8日(土曜日)。☀☁☀。ちょっと寒いなあ。あと2週間で公式に「夏」だってのに。けさはカレシのリクエストで久しぶりにベーコンと目玉焼きの朝ご飯。前の夜にフリーザーから出しておいたガモンを1本ずつ。ガモンは脂がほとんどないバックベーコンに短めの普通のベーコンがつながっているような長いベーコン。だいぶ前にBuy-Low Foodsでよく精肉部でパッケージしたものを売っていたけど、撤退してから行きつけになったSave-On-Foodsには置いていないのが残念。そういえば、最近フィリピン人がニューウェストに集まって来ているようで、アジア食品(中国、タイ、韓国など)の隣にあったインド食品が別の通路の棚に移って、空いたスペースにフィリピンの食品が並ぶようになった。フィリピン料理の知識があったら手が伸びるかもしれないけど、残念ながら・・・。

今日はミニチュア温室の豆ライトの取り付けと床板に家具や植物を並べるつもりで、土曜日のまじめ掃除とウォーキングが終わってから作業開始。でも、床板に貼った床の模様がどうしてもダサいもので、ググッて見栄えのするタイル床のイメージを探して来て、必要なサイズになるように縦横に3枚ずつ(9枚)並べて印刷・・・と思ったら、なぜかプリンターがオフライン。Wifiでカレシと共有しているのでときどきそうなるんだけど、今日はあの手この手を尽くしても頑としてオフライン。困ったなあ。でも、カレシは何とか印刷できていたので、作ったファイルをメールに添付して送って印刷してもらったけどおっそぉ~い。Wifiをブースター経由に設定したのと関係あるのかな。

プリンターとの格闘に1時間以上費やして温室の「工事」が滞ってしまったけど、それでも床板を石のタイルの模様に替えたら、いかにも温室の床らしい感じになって満足。豆ライトの配線は経験済みなので楽なもの。ほんとに米粒のようなLEDライトで、説明書には陽極と陰極を間違えないようにと書いてあって、2本の足は陽極の方が少し長くなっている。でも、説明書の手順ではその「足」を8ミリの長さに切り揃えてから、陽極に黄色のワイヤ、陰極に白いワイヤを巻きつけるとあって、同じ長さに切り揃えたら、どっちがどっちかわからなくなってしまうじゃないの。まあ、説明書のいい加減さにも慣れたので、2本の足にそれぞれ正しいワイヤを巻きつけてからパチン。この手順なら足が長いままだから作業が楽だし、極を間違えることもないのにね。

プリンターに時間を取られて、今日の作業はライトだけ。ワタシはとうとう1日プリンターがオフラインのままだったけど、、もしかしてカレシとワタシのWindowsのバージョンが違うからなのかな。ま、これは明日の問題ってことにするか・・・。


ぺらぺら、ぽこぽこと悪戦苦闘4時間

2019年06月08日 | 日々の風の吹くまま
6月7日(金曜日)。☁☂☀。6月というのに寒々としていて、朝方ヒーターが入っていたくらい。昼前に一時ちょっと雨が降って、午後は晴れ。最後はベーカー山が燃えているように見えるくらいの夕焼け空で、マザーネイチャーも忙しいこっちゃ。

ミニチュア温室の中身ができあがったので、いよいよ外郭の「工事」。透明なシートを折り曲げて、タブを差し込めば「できあがり」・・・のはずなんだけど、どっこい問屋はそう簡単に卸してくれない。薄っぺらなプラスチックシートはこっちを曲げるとあっちが跳ね返るし、やっと屋根のタブをひとつはめて、となりのタブをはめ込もうとすると、最初のがポインと外れるし。説明書には糊は不要と書いてあるから、やっとこさはめ込んだタブをスコッチテープで抑えて、やれやれ。正面の戸口になる部分がぺらぺらと邪魔なので、テープで抑えておいて、外したらシートがしわしわ。あっちゃぁとあわてて指先でこすって皺を伸ばそうとしたら、ラップのようなフィルムが剥がれて来てびっくり。何となく透明度が低いなとは思ったけど、説明書のどこにも「保護フィルムを剥がす」と書いてなかったから、そのまま組み立て始めちゃったじゃないのっ。

   
   ここまで来るのに2時間・・・

最後に苦肉の策として外れてばかりのタブをえいっと糊付け。やれやれ。ランチの後の次のステップは土台になる枠を取り付ける作業だけど、これがまた「壁」がぺらぺらと動くからやりにくいったらない。シートに糊が付かないように気を使いながらだから、寄り目になりそうなくらいに神経を集中して悪戦苦闘。説明書には「点線に合わせて糊付け」と描いてあるけど、肝心の点線は写真に見えるだけで、実際の部品には点線なんか影も形もない。おかげで糊付けの位置が正確にわからないもので、2ヵ所ほどは糊が乾いてしまった部品をナイフの刃を突っ込んで剥がしてやり直し。糊だらけの指先は感覚がなくなるし、温室はぽこぽこ、ぺらぺらといびつになるしで、額に汗して、老眼鏡をかけて手先を睨んでいる目を涙でかすませて、また2時間・・・。

   
   やっと形ができた

固定用のタブが台になる板にうまくはまるかどうかが問題で、つぶさないようにおっかなびっくりでそろっと試してみたら、うん、何とかうまくはまりそう。あしたは豆ライトの配線と温室内の床板に家具や植物の鉢を固定して台に取り付ける作業で、峠を越した感じ。「温室」をかぶせて固定するのはあさってかな。注文してあった次の2つ(キッチンとアトリエ)が届いたことだし、よしっ、週明けまでに完成させるぞっ。


趣味の工作は自分勝手が醍醐味

2019年06月07日 | 日々の風の吹くまま
6月6日(木曜日)。☀☀☀。目が覚めたら、うは、まぶしい。今日は曇りで始まって午後には小雨模様のはずだったのに、予報は大はずれ。どうやら雨は明日まで延期になったらしい。最低気温は予報どおりに10度を切ったらしく、朝方にちょっとヒーターが入っていたような気がする。

今日はのんびりとミニチュア作り。残っている小物はちっちゃな花が主で、隙間を埋めるためとしか思えない似たり寄ったりのものばかり。数作ればいいってもんじゃないだろと、つまらないものは飛ばして、後は適当なバリエーション。最初の「庭」のときはほぼ説明書どおりに作っていたけど、2つ目となると要領がわかって来て、自分がやりやすいテクニックを考えて説明よりひと味アップしたものを作れるから、楽しみもアップ。まあ、キットが中国製なもので、第一に説明書が説明不足で、しかも英語がえ?え?え?という感じだし、うたい文句の「手順を写真でわかりやすく説明」も実際はほとんど役に立たないから、必然的にあれこれ工夫せざるを得ないんだけど。でも、
工作というのは、実在する物の模型を作るんでもなければ型どおりに作ってもつまんないもので、自分なりに工夫を凝らすところに醍醐味があると思うけど。

それにしても、この温室の持ち主はどんな人なんだろうな。植物でいっぱいの温室に絵を飾ったり、そこで絵を描いたり、(不要になった?)アタッシェケースや家具の引き出しをプランター代わりにしたり、バケツに草を生やしていたりで、もう「Mad Gardener」(きちがいガーデナー)だな。最初に作ったドアに貼ることになっていた札は「garden」とあるだけで、ちっともおもしろくないので勝手に「園芸名人以外立入り禁止」みたいな意味合いで「Green Thumb Only」にしたけど、正解だったみたい。温室の中の絵も水彩みたいな風景画やルノワールじゃ甘っちょろいので、ジャズをテーマにした絵を探し出して、同じサイズに縮小して印刷したものと入れ替えたら、ぐっとファンキーな雰囲気になったし、こうやって自分流にしちゃうのが楽しいから、ミニチュア工作はやめられない。

   
   くしゃみ厳禁!
   

夕方になっても窓の外には抜けるような青空にふっかふかの真っ白な雲。もっとも、ウォーキングから帰って来た9時過ぎには急速に黒い雲が広がって来たから、あしたはほんとに雨が降るのかな。

   


インターネット回線をスピードアップした

2019年06月06日 | 日々の風の吹くまま
6月5日(水曜日)。☁☁☀。天気の変わり目。今日は電話会社のテクニシャンが来る日。到着したときに正面玄関のロックを解除できるように、起きてすぐ電話が鳴るようにセットし直し。(7時15分、番号違いの迷惑電話・・・。)

おととい迷惑電話の相談に行ったモールのTelusのカウンターで事のついでにと、Wifiが届かないバルコニーでネットにアクセスするためにブースターを付けたいと相談したら、まず「契約中のプランの速度は一番遅い15mbpsなので、5倍の75mbpsにアップグレードすれば電波の届く範囲が広がりますよ。月々千円増えるだけです」。へえ、速度を上げると遠くまで届くようになるの?何でも速いほど消失する前に遠くまで届くそうで、そう言われてみれば、なるほど。「月々のデータの量も250GBから550GBに増えます」ということで、その場でプランをアップグレードして、ついでにブースターも買って、テクニシャンに設定してもらう日を予約してあった。(ブースターの設定も手伝ってくれるということで・・・。)

背が高くて幅も広いアンドルー君がいくつものバッグをかついて登場したのは9時半ごろ。なかなかの好青年で、真っ先のオフィスのルーターを見て「古過ぎるので取り替えますね」。まだやっと4年でもう古過ぎるって、今どきのIT機器の4年は賞味期限切れってことか。へえ。ブースターも買って来たと言ったら、「じゃあついでに設置してあげます」と、まだ開けていなかった箱からブースターを出して、レクルームを見渡して「どこがいいかなあ」。マンションのキッチンは電波には鬼門なんだそうで、レクルームとカレシがよくこもるバスルームはキッチンの後ろだから、のろのろ電波が届かなかったんだな。手際よく新しいWifiモデムを設定して、ブースターの設定もしてくれて、小さいラップトップを持って家中を回って電波の盲点がないかどうかチェックして、1時間かからずに作業完了。ついでにワタシのスマホをログオンして、データの消費量や速度の状況がわかるアプリをダウンロードして、使い方もていねいに教えてくれた。いやぁ、助かったぁ。ありがとぉ~。

アンドルー君が帰った後で、さっそくデスクトップ2台、ラップトップ2台、スマホ2台、プリンタ1台を新しいWifiネットワークにログオン。カレシがパスワードを間違えてスマホにログオンできなくなる一幕もあったけど、切断して接続し直してからパスワードを入力したらちゃんとログオンできたので、カレシもひと安心。さっそくバルコニーに出て試してみたら、おお、電波が届いている。これで、夏になったらバルコニーで夕涼みしながらネットが使えるねえ。もののついででパティオ用のテーブルと椅子も買っちゃう?


しつこい迷惑電話の理由がわかった

2019年06月05日 | 日々の風の吹くまま
6月4日(火曜日)。☀☀。そろってよく眠れたんだけど、7時15分にいつもの迷惑電話。ブロックしてある番号なら1回で終わりだけど、4回(ここでボイスメールに切り替わる)。いったいいくつ番号を持っているんだろうな。でも、前によくかかって来た車のディーラーとかがボイスメールにメッセージを残して行ったのと違って、何も残して行かずにしつこくかけてくるからやっかい。迷惑電話の情報サイトをググッてみたら、どうやら怪しげな「債権回収業者」らしく、税務署を騙って未納の税金を払わないと逮捕されると脅して来たという報告もあった。

もっとも、(実存する)債権回収業者がかけているわけじゃなくて、ITビジネスの波に乗ったコミュニケーション会社が電話会社からいくつもの番号をひとまとめに取得して、地元の零細商店などから「テレマーケティング業務」を請け負って「ロボコール」という自動音声のセールス電話をかける今一番厄介なやつ。件の債権回収業者はというと、いわゆる消費者金融(サラ金)の業者から古い未回収のローンを買い取って、債務者の電話番号にロボコールをかけることで、実は借金はすでに時効になっていることを知らない「脛に傷」の人から取り立てようとしているらしい。税務署らしい名前を騙るケースもあるようで、そういえば去年だったか、強烈なインド人訛りではっきり聞き取れなかったけど、「未納の税金を払わなければ逮捕される」とか言うメッセージがボイスメールに入っていたことがあったな。

でも、去年は頻繁にかかって来ていた車のディーラーや投資ブローカーなどからの(自動音声の)ロボコールが来なくなったのは、たぶん消費者の怒りを買って商売には逆効果だったからじゃないかと思う。債権回収業者がボイスメールを残さないのは、詐欺、恐喝まがいの行為だと自覚しているからだろうな。しつこくかけていて、折り返し電話して来るのを待っているらしいところもある。カナダには「セールス電話お断り」の登録制度(DNCL)があるので、この際利用してみようと思い立って登録サイトで電話番号を入力したら、「すでに2010年に登録されています」というメッセージが出て来て、あはあ。我が家が今の番号になったのは2015年の夏。さては、前の持ち主がサラ金への借金を踏み倒して、督促の電話が来るのをブロックしようとDNCLに登録したのかな。でも、DNCLは抜け穴が多いから、督促電話が止まらなくて番号を変えたのかもしれない。

どうやら毎日何度もロボコールがかかって来るわけがわかった。とんだとばっちりだけど、こっちからかけて止めろというのは危ないから、とりあえず朝起きるまで電話が鳴らないようにしておいて、大量の番号をブロックできる新しい電話機に買い換えることにしよう。消費者に便利な時代は悪者にも便利ってことで、当面はいたちごっこを楽しむか・・・。


鼻血と迷惑電話が止まらない

2019年06月04日 | 日々の風の吹くまま
6月3日(月曜日)。☀☁☀。けさは2人ともちょっと寝不足。昨日の夜にカレシがまた鼻血を出して手当や後始末でひと騒ぎした後、寝入るまで何度もバスルームに行ったもので、ワタシも気分的に寝付けなくなって、眠ったのかどうかわからないまま朝になってしまった。起きてバスルームに行ったカレシが「喉から血のかたまりが出た」。寝ている間に鼻血が喉の方の溜まったんだろうけど、ドクターに診てもらう?と聞いたら「いや、様子を見るからいい」。そうやってまず拒否するのがカレシの悪い癖で、寝不足のせいでムカッと来たので、行くなら予約を取るけど行かないなら好きにしてと強めに言って寝返りしたら、「念のために診てもらった方がいいと思う」。

さっそく、カレシが朝ごはん準備をしている間に、コンピュータを立ち上げて診察時間の予約。クリニックのサイトで「ファミリードクター」を選択すると2人いる家庭医の名前が表示されるので、スラニナ先生を選んで、「登録患者」をクリック。予約のサイトが開いたらログインして、いつもは「通常」の予約だけど、今日は「緊急/当日」のボタンを選択。カレンダーと一緒に空き時間が表示されて、一番早いのは午前9時40分。迷わず選択して、患者名と医療保険番号を入力して、リクエストボタンをクリック。すぐに指定のアドレスに確認メールが来て予約は完了。こういうところはネット時代の恩恵と言えるなあ。

ワタシはカレシと一緒にモールまで行って、そのまま入口近くにあるTelusのカウンターへ。この3週間ほど毎日番号を次々と変えて朝の7時過ぎから何回もかけて来る「ロボコール」がうざったくて、ブロックするサービスがあるか聞いたんだけど、どうも効果的な手段はなさそうな感じ。(迷惑電話ビジネスに電話番号を売っておいて、それをブロックするサービスを売るってのはどうもねえ・・・。)我が家の電話機は10件までブロックできるけど、敵は10件以上の番号を使っているようなのですぐにいっぱいになってしまうし、ま、電話会社が気乗り薄なら一番たくさんブロックできる電話機を買って来て自衛するしかないなとナットクして、ついでにネットの速度を5倍にアップして(月千円増し)、Wifiのブースターを買って帰宅。

先に帰っていたカレシは開口一番に「心臓と関係ないって。血圧も下がっていた」。出血量を抑えるために当面アスピリンを週3回に減らしなさいとのこと。局所的な感染らしくて、2週間後に再診ということですぐに17日の朝一番の時間を予約。スプレーと抗生物質の軟膏の処方箋をもらって来たので、買い物のときに薬局で買って来るね。それにしても、心臓とは無関係でほんっとに良かったぁ・・・。


夢を録画できたら再生してみる?

2019年06月03日 | 日々の風の吹くまま
6月2日(日曜日)。☀☀。よく眠れたようで、起床は8時半。カレシは夢の中で高いフェンスをよじ登ったり、鍵を落としたり、どこかに行って財布を忘れて来たことに気づいたりして慌てたらしい。「キミがフェンスの向こうにいたんだよね」。へえ、それでワタシは手助けしたの?「いや、見ていただけ」。あら、最愛の人が危急のときに何もしなかったなんて、何たる悪妻だこと。でも、行き先には一緒に行ったんでしょ?「いや、一緒じゃなかったような・・・」。あらら。さてはワタシを置いてけぼりにして1人で行っちゃったんだな、きっと。

まあ、世には夢占いなるものがあふれているけど、ものをなくしたと言っても、状況はいろいろだから占いのご託宣も千差万別。夢を見るのは脳がデフラグしているときだと思うから、様々なできごとや感情、心理状態を含めた雑多なデータを取捨選別する過程で、記憶の切れ端が絡み合って唐突な物語ができて、それが目覚めたときに「夢を見ていた」ということになるんじゃないかな。筋書きに脈絡がないことが多いので、「夢」はデフラグしてすっきりした記憶から断捨離されてしまうんだろうな。でも、楽しい夢はきれいに忘れてしまうのに、怖い夢や嫌な夢は覚めても心に残るのはどうしてかな。経験からすると強いストレスや悩み事が大きな要因だと思うけど、忘れないからこそ気になって意味を知りたくなるわけで、それで夢占いなんてものが生まれたのかもしれない。

ワタシにはちっとも怖くないのに今でもはっきり覚えている夢が2つある。どっちも15、6年くらい前で、今でも目をつぶると映像がニュースビデオのように鮮明に見えるから不思議。ひとつはどこかのスタジアムで満員の観衆が歓声を上げていて、ワタシはグランドのど真ん中でぐるぐる首を回してスタンドの光景を見ていて、大音声のアナウンスが何かワタシのことを言っているらしいけど、エコーがひどくて言葉が聞き取れない・・・というヘンな夢。もうひとつはもっとヘンな夢で、自分が後ろから襲われて殺されて、ワタシ、死んじゃったぁ、と倒れている自分を高いところから眺めていた。怖くも、痛くもなかったし、血も見えなかったし、肝心の犯人もイメージすらない。

あれは法的に今の名前に変えたあたりだったと思うから、何か心理的な意味があったのかもしれないけど、スタジアムのグラウンドで満員の観衆の歓声を聞いていたのは荒唐無稽としか言いようがないな。いったいどんなドエライことをやらかしたんだろうなぁ、ワタシ・・・。


タイヘンだ、タイヘンだ

2019年06月02日 | 日々の風の吹くまま
6月1日(土曜日)。☀☀。あぁ~あ、今日からもう6月だぁ。3週間後に夏至が来れば公式に「夏」。朝起きて、ご飯を食べて、さて掃除を始めるかぁと言うときに、急にカレシが鼻血を出してひと騒ぎ。バスルームに駆け込んだけど、とにかくボタボタと出るのでシンクはまるで殺人現場。着ていた真っ白なTシャツにも血がついて、すぐに脱がせて水洗いして、しみ抜きスティックでごしごし。どうやらしみは残らなかったので、そのまま洗濯機にポイ。カレシのデスクを見渡して、退院して間もないクリスマスの夜に鼻血が止まらなくて救急センターに駆け込んだときにもらって来た鼻血を止めるストッパーを探し出して、はい、これ。洗濯ばさみのいとこみたいなこのストッパー、簡単な道具だけど小鼻を挟んでおくとほどなくしてピタリと止血。
   
カレシは生まれつき鼻の毛細血管が表面に近くに集中しているために昔から鼻血が出やすい性質なんだけど、ステントに血栓が付くのを防ぐために飲んでいた抗血小板薬クロピドグレル(プラヴィックス)が服用中止になっていたのはラッキーだった。でなければまた救急センターに駆け込まなければならなかったところだもの。それでも「昔よりも血が薄くなった感じがする」というカレシ。そりゃそうでしょ、ベビーアスピリンを飲んでるんだから。「へえ、アスピリンは血を薄めるためだったのか」とカレシ。のんきな人だなあ。ブルーの錠剤は血をさらさらにするアスピリン、白い小さな錠剤はアドレナリンを調節して血圧を制御するベータ遮断薬、カプセルはアンジオテンシン変換酵素を抑えて血圧を制御するACE拮抗薬、晩ご飯のときに飲む白い大きな錠剤はコレステロールの薬。それくらい覚えてもいいんじゃないかと思うけど。

鼻血は無事に止まったけど、カレシは何となく頭がふわっとするとソファにごろり。ワタシは洗濯機を回しながら床掃除。終わる頃にカレシが起き上がってそろそろとバスルームの掃除。無理しなくたっていいのに。「今日はレッスンが午後と夜に3回あるからごろごろしていられない」とカレシ。鼻血の原因はわからずじまいだったけど、ひと眠りして元気が出たようで、ワタシもひと安心。何となくストレス気味だったのかな。リラックス、リラックス・・・。

掃除とランチが終わったら、ワタシはプチアトリエにこもってミニチュア作り。何で温室にイーゼルやパレット、絵筆、鉛筆があるのかわからないけど、青く塗った1本の爪楊枝から絵筆と鉛筆。絵筆のフェルールは説明書通りではうまく行かなくてちょっと工夫が要ったけど、よくできてるじゃないの。次に厚紙で植木鉢を4個作って、今日の最後は植物第1号。植物のない温室は温室じゃないから、植物は全部で21種類。タイヘンだぁ・・・。

   

   


教えてもらいたいなら自ら学ぶ努力をしないと

2019年06月01日 | 日々の風の吹くまま
5月31日(金曜日)。☀☀☀。ああ、いい気持ち。今日で5月が終わり。てことは、リタイアしてからもう5ヵ月になるのか。4月いっぱいくらいまで何となくそわそわと落ち着かなかったけど、今ではもう仕事のことは頭からすっぽり抜けたような気がする。朝一番にコンピュータを立ち上げて真っ先にメールをチェックする習癖もどうやらなくなったし、何よりも「○○に行こうか」とか「○○をしようか」というカレシにいっつでもいいよぉ~と言えるのが楽しい。だって、今では時間の自由が利かないのはリタイアして20年近いカレシの方なんだもん。これこそ人生最大の逆転劇・・・かな?

というわけで、午後にウォーキングがてら受取代行店に届いている2つの通販小包を取りに行くことにして、カレシは10時半からヨーロッパ組のグループレッスン。生徒はロシア人を中心にイラン、アルゼンチンなどから集まった男女6人で、年齢は20代から50代までまちまちだけど、出席率は90%以上と安定していて、活発な議論が戦わされることもしばしばらしい。フィリピンやベトナムの生徒が集まったアジア組もあったけど、こっちは予告なく欠席する人が多くて不安定だったので、「オレの時間がムダになる」と1ヵ月ほどで閉めてしまった。たしかに、無料のレッスンだけど教材の準備などにけっこう時間をかけているんだから、生徒の方にも少しは意欲を示して欲しいよね。

個人レッスンでも、ヨーロッパ人や中国人は都合がつかないときは必ず前の日にキャンセルを入れて来るけど、アジア方面はドタキャンやすっぽかしが多くて続かない。英語を勉強したいという動機や勉強そのものへの向き合い方が違うのかもしれないし、ボランティア先生の無料レッスンだから舐めているところがあるのかもしれない。昔は日本人の生徒を男性に限定して受け入れたこともあったけど、週1回のレッスンを2、3回やって消えてしまう例が多く、ずっと続いているのは東京のN君だけで、共働きの2児の父ながら、英語を武器に企業法務のキャリアアップを目指して日曜日の朝6時半に起きてレッスンをしている。そういうわけで、世界のあちこちから来るリクエストには、これはという人だけを実際に話して動機や熱意を確かめてから決めるのカレシの方針。

もっとも、現在の生徒たちがやめないもので、ずっと新しい生徒を入れる空きがないから、めったに面接をすることはないけど。ま、英語を勉強したいという人は世界中にごまんといるけど、カレシがほんとに教えたいと思うような人はごく少ないという感じ。英語を教えて欲しいなら自分で学ぶ努力をする姿勢でないと、カレシの時間がムダになるんだけど。