【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

秋色滲むお茶時間

2011-10-19 17:13:03 | 四季のスケッチ




「・・・ 風が出て来たでな。
今夜の空に気が付きなすったかな?
いわし雲空マツカレルスカイ馬の尾雲メーアステイル
高い船にもをかけさせる』 ですわい」
                【「アンの夢の家」 第24章】





   今朝は、こんな鱗雲の空で明けました。
  しかしながら日中は、雲一つない青空に。
  
   それにしても昨夜から気温が下がり、
  今朝の居間の気温は何と18度。
  20度を下回ったのは、この秋、初めてです。

   ところで、この鱗(うろこ)雲。
  この雲が出ると、翌日は雨なんだそうですね。
  (確率的には73%とか)

   フランスには、次のような諺(ことわざ)があるそうです。
  厚化粧の女・・云々には笑ってしまいますけれど。
  
   「連鎖状の斑雲まだらぐもが出た時には
  天気は長続きしない。厚化粧の女 も同じ」

   




【拾って来た “秋”】

【秋色パレット 「半夏生」・「藜」】


   さて。となれば・・この貴重なお天気を戸外で享受すると致しましょう。
  昨日も出歩いた事ですし、今日は手っ取り早く庭で。
  ポットも土物ですし、ちょっぴり和も取り入れて。

   そして昨日の秋の拾い物、「椎(しい)の実」 と 「松ぼっくり」も。
  庭からは「半夏生(ハンゲショウ)」 と 「藜(アカザ)」 の葉っぱを。
  
   グリーンから黄色、茶色、はたまた赤色へ・・。
  自然の色の移ろいも、今日のご馳走の一つです。

   半夏生の葉っぱは、先日覚えたばかりの 「支子(くちなし)色」 にも。
  又、名前を付けようもない色も滲んでいて魅了されます。

   ここで1話ずつ読む、アガサ・クリスティーの短編は、
  今日は、「チョコレートの箱」 を。7話目読了です。