【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

組合せのハーモニー

2011-10-25 18:37:58 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編





・・・ポアロと私は 暖炉 の前に座って、
赤々と燃える火の方へ足を伸ばしていた。
2人の間には小さなテーブルが置いてあって、
私に寄った方には、丹念に調合した トディ
載っており、ポアロの方には、
私なら100ポンドくれたって飲む気に
なれないような、こってりした
チョコレートの入ったカップが載っている。
彼は、薄桃色をした陶器のカップに入った、
そのこってりした茶色の代物をすすっては、
いかにも旨そうに溜息をついているのだ。
  【A・クリスティー作 「チョコレートの箱」~「ポアロ登場」より】
 【注 : トディ (ウィスキー、その他の酒に湯と砂糖とレモンを加えたもの)】 




   こんな空で明けた今日。
  一旦、日の出は見たものの、
  重い空になっています。

   ただ、雨は降っていません。
  降りそうで降らない空。

   今朝も、これまでと同様、
  随分暖かい朝でしたが、
  逆に日中は、ほとんどそのまま。

   これを期に一気に秋は、
  深まるのでしょうか・・。



   さて、およそ10日振りでしょうか・・。
  『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、
  オープンと致しましょう。

   それというのも先日、山口に住む
  叔母が旅行の途中に立ち寄ってくれて、
  大好物のお菓子、「月でひろった卵」 を
  持って来てくれましたから。

   尤も叔母には時を経ずに
  すぐ又、会うのですけれど。

   今日のティータイムは、和洋折衷。
  でも、それは良く言えばであって、
  悪く言えばバラバラですね。

   おまけにティーカップは土物、
  受け皿は漆塗りのお皿と来ています。

   実は、漆塗りのお皿は土物に大層、
  相性が良いのだそうですね。     
    
   ともすれば、しまいっ放しに
  なりがちなお皿をこういう風に使えば、日の目を見る事も出来ますし、
  気分も変わりますものね。一石二鳥という訳です。

   それを難なく受け入れて
  くれるのが、「JAPAN」 こと、
  そう、これら漆器だそうです。

   そうそう、スプーンは
  先日の 【輪島塗】 のもの。

   ただ、ちょっと分かりにくいですね。
  茶色に黒ですから。

   ところで今日の引用文。
  暖房は、まだちょっと早いけれど、
  後1週間もすれば、11月ですものね。

     11月・・自分で記していながら、
    いつの間に・・と驚いています。

         となれば・・。
   暖炉の恋しい季節となりますね。
  
    赤々と燃える火に足を伸ばす・・
    これって、私もよくします。
    勿論、ストーブにですけれど。

       それにしても・・。
       たまたま付けていた、
     再放送のテレビドラマの会話。

   「時はただ去り行くのみ。
  10年なんて、アッという間よ」
  
       いやはや・・。