【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

野趣に溢れた散歩道 ~ その2

2013-10-05 17:26:56 | レトロ(素敵)な空間~散策



【蔵のある家】






「この 魔法にかけられた 海岸では
古い家 は雑作なく消えはしませんのよ」
アンは微笑んだ。
「ここは 『全てのものがいつまでも
同じに見える国』 ですの ――
少なくとも、ほとんどいつまでもね」       
                  【「アンの夢の家」 第23章】





   お天気崩れるとの予報も、朝の早い時間にパラパラッと程度。
  真珠色の空ながら薄日も射しています。
  かと思えば又、曇ったり。

   どうやら雨が降ったとしても
  大崩れしそうな気配はありません。
  今日は一日、こんな天気が続くのでしょう。

   ところでつい、今しがたの事。
  ふっと金木犀の香りを嗅(か)いだ気がして。

   昨日の今日ですが、慌てて金木犀の木に駆け寄りました。
  何と橙色の小さな花が咲いているではありませんか。

   昨日は影も形もなかった気がするのですが。
  本当に、この香りは突然にやって来ると、
  改めて実感した次第です。( ↓ 庭の金木犀にも花はありません)

















   さて、今日も昨日の続きを。
  そう言えば最近、遠出が多く、
  「アン気分に浸れる場所」 に
  寄ったのも久し振りです。

   もう何度も訪れていますが、
  ここは広大な農園。

   おまけに、ここには、
  古風な家(洋館)と
  古風な庭がありますから。

   正面の6連のアーチ窓が
  印象的な北欧風の洋館。

   やはりと言いますか・・。
  1928年(昭和3年)の建築とか。
  何と80年以上も前!
  (設計:大倉三郎)

   この一角に、佇んでいますと、
  しばし現実を忘れさせてくれます。

   勿論、「想像の余地」
  フル回転させての事ですが。
  いいえ、『アンの世界』 のような魔法かも知れませんね。

   古いと言えば・・。
  敷地内に、こんな石碑を見つけました。
  それにしても弥生式文化なんて。ちょっと古過ぎますけれど。

   そうそう、冒頭の写真。
  同じ蔵のあるお宅ですが、先日の街は商家が多く、
  こちらのお宅は農家のようです。野趣に溢れた家って、いいですね。