【正面の妻面には2つのアーチ窓。ステンドグラス】
【塔のある家】
あたしにはその部屋が 大好きになる事が分かっていました。 「塔の部屋」 という名前そのものが あたしをぞくぞくとさせました。 まるで、アヴォンリー小学校時代によく歌った 「灰色の海辺に高く聳える塔に住まう」 乙女の、 あの昔の歌の中にあたしたちが 生きているような気がしました。 事実それはまたとなく素敵な場所でした。 【「アンの幸福」 最初の1年】 |
こんな朝焼けの空で明けた今朝。
カーテンを通しても、ほんのり赤く染まっていましたから、
開ける前からワクワク。期待通りの空でした。
午前8時頃まで雨は降っていませんでしたが、
その後、かなり強い雨に。
それでも降ったのは2時間程度でしょうか・・。
お天気回復は、意外に早いものでした。
台風24号は、朝の早い段階で温帯低圧になったようですね。
今では美しい青空が戻って来ています。
【とんがり屋根の家(昭和10年建築)】
さて、歴史ある和の木造建築は、しっとりと
落ち着きがあっていいけれど、古い洋館もいいですね。
それに、なぜか浪漫を感じる 「洋館」 という言葉も。
それこそ、今日の アン の気持ち、そのものかも知れません。
いずれも2日前の写真です。
今日のお宅は、どちらも昭和初期の建築。
「塔のある家」 は、私邸。
設計・施行は京都の老舗、「あめりか屋」。(明治42年創業)
「とんがり屋根の家」 は、地元の会社名になっています。
どちらも駅から近い繁華な場所にあります。
ですから、すぐ隣にビルが建っていたり。
それでも取り壊さないで、
建物を生かして下さっている事に改めて感謝しています。