【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

時代の交差点

2013-10-28 16:22:22 | レトロ(素敵)な空間~散策



【大正元年創業のお肉屋さん】


【蔦の絡まるレストラン】





住宅街は大体以前のままだとしても、
町の商店街の方はそうは言えそうになかった。
商店の経営者が変わるのは思い切った
近代化を一度にやってのけようがためだった。
(中略)
以前の面影を留めていなかった。
肉屋 の方は相変わらず
保守的な方針を取っていた ――
良い肉は良い肉だけの値打が
あるんだから、金を奮発する事だ。
金がなきゃ、安いのや堅い肉で
我慢する事だなあ、という態度だった。
食料品店のバーンズも元のままだったから、
ミス・マープルやミス・ハートネルなどは
毎日のように神様に感謝していた。            
           【A・クリスティー 「鏡は横にひび割れて」】





   雲、一つない快晴の空となりました。
  昨晩から今朝にかけて冷え込みましたが、
  日中は暖かくなりました。そろそろ日溜りが恋しい頃。

   最近のブログで頻繁に登場の金木犀の花。
  そろそろ11月になろうかという今頃、最盛期です。

   去年よりも2週間遅く。昔は9月下旬が最盛期でしたのに。
  季節がだんだんずれ込んで来ているようですね。
  









【古民家の喫茶店】




   さて、私は昨日も野暮用で外出。こんな時は決まって道草です。
  今は気候もいいですから、道草には最適な季節ですものね。

   今回は昔ながらの趣きを保っているお店を中心に。
  尤も、元からその場所で営業していたか、否かの違いはありますが。

   そうそう、『アンの世界』 ならぬ、
  今日の 『クリスティーの世界』 を彷彿させるようなお肉屋さんも。
  大正元年創業と言いますから、100年以上続いているお店ですね。

   そう言えば・・写真こそありませんが、
  他にもこのようなお肉屋さんには心当たりがあります。
  と言っても 「昭和のお肉屋さん」 ですけれど。

   思わぬ所で、イギリスと日本の共通点・・?
  偶然にしても面白いですね。

   昨日は、迷い込んだ住宅街の中に古民家の喫茶店を見つけました。 
  その時、1台の車が着き、中に入って行かれたものです、

   見るともなく見ていますと・・。どうやら靴を脱いで上がるよう。
  今度、友人を誘って出掛けてみましょう。

   最近、このような喫茶店、増えているようですね。
  古民家好きの私にとっては嬉しいばかりです。

   勿論、周辺には、こんなお宅も。
  ここでは、(隣町) 板塀 のある門が特徴的です。