【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

やっぱりこの色、夏の色

2015-07-04 17:55:28 | 四季のスケッチ















 フィルはからっとした場所で足を留めた。
薔薇色の光が青い松の梢を染めていた。
「ここは何て素敵なんでしょう ――
この偉大な、清浄な静けさ、
いつも思索に耽っているような
鬱蒼うっそうとした樹木」                     
                 【「アンの愛情」 第27章】








                                  
                                 【今日のお客さま】
   曇りの予報通り、
  真珠色の空で
  明けました。

   しかしながら、
  「所により俄か雨、
  お昼前後には
  晴れ間も」

   ~という
  何とも曖昧なもの。

   やはりと言いますか、
  お昼前にはポツポツと
  ごく弱い雨が降り出しました。

   お昼前後には晴れ間・・と言っていましたのに。
  最近は良く当たるようになった天気予報。

   でも時々、真逆の時もありますね。
  案外、お天道様は気紛れなのかも知れません。

   さて、日本の夏と言えば、朝顔ですね。
  それもこんな瑠璃色。今年の一番花です。
  それにしては少々、傷付いていますけれど。

   こちらも例に洩れず、開花が大分、遅くなりました。
  やはり(今日もそうですが)寒さの影響も
  あるのかも知れません。

   朝顔にはどうしても縁側、風鈴、団扇(うちわ)
  等を連想してしまいますね。所謂、昭和の夏を。
  尤も今日は天候のせいで、しっくり来ませんが。














【黄昏の刹那】








   ところで、こちらの写真は、昨日のもの。
  ほとんど暗くなりかけた時、俄かに感じた違和感。

   “一体、何事・・?” 思わず外に出ましたら・・。
  空がサファイア色と薔薇色に染まっていました。
  しかも西ではなく、北の空が。

   ほんのひと時ですが、全てが薔薇色に染まり・・。
  こんな刹那もあるのですね。