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「雨の晩でも好きな事があるわ ―― 寝床に横になったまま、 雨がパタパタ屋根を打ったり、 吹き降りに松をよぎったりするのを 聞くのが好きだわ」 【「アンの愛情」 第35章】 |
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台風11号の影響で今日は一日中、雨になっています。
台風が上陸してからも風は、たいした事はありませんでしたが、
先程から雨足が強くなって来ています。
台風の方は既に日本海に抜けていますが、
明日の朝まで雨量には注意が必要ですね。
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【花瓶に挿したアンティークピンクの薔薇】
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「薔薇に降る雨」
~なんて、
ノーテンキな事を
したためていますが、
どうせなら素敵な風に
考えた方が
良いですから。
それに実際、庭には
蕾を付けた薔薇が
雨に打たれています。
そんなこんなで。
雨の音楽をお茶請けに
(安上がりですこと!)
ティータイムと
相成りました。
今日もテーブルを
思い切り窓辺に
寄せて。
硝子戸越しの緑の
カーテンの下で・・
という訳です。。
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『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、開店です。
最近は、珈琲ばかりでしたので、
久し振りにハーブティーを。
雨が小康状態の時、庭から採って置いたものです。
蓬(ヨモギ)、紫蘇(シソ)、ミント、ローズマリー等など・・。
何だか懐かしい味がします。
ところで今、古い本の整理をしています。
明らかに読んだ本はそのまま捨てていますが、
忘れている小説類は、どうせなら読んでから捨てようと。
例え肩の凝らない推理小説でも昔人間の私にとっては、
本はどうしても蔵書というイメージがあります。
なかなか捨てられなかったのですが、一念発起して。
尤も僅かな時間だけですので、遅々としか進みませんが。
それでも、ここまで渡辺淳一の 「花の樹の下で」、
森村誠一の 「ガラスの恋人」 読了。
今日から内田康夫の 「皇女の霊柩」 を読み始めました。
皇女和宮や大好きな木曽路が登場します。