レイチェルは薄れ行く 薄暮の明りで手紙を読もうと、 急いで窓辺へ行った。 手紙はごく短く、 めったに筆を持たない人の筆跡であった。 【「アンをめぐる人々」 3.】 |
昨日、梅雨明けを迎えたばかりの今日という日。
時折、太陽は顔を出すものの、強烈ではありません。
ちょっと拍子抜け・・?
の感は、なきにしもあらずですが、
先年の酷暑の夏よりどれだけ過ごし易いでしょう。
とは言え、やはり冷夏は困ります。
ひとまず例年通り梅雨明けしましたし、
30度近辺の気温で60%の湿度。
この位の夏で推移してくれれば、言う事はないのですが。
そうは問屋が卸さないかも知れませんね。
さて、今の世の中。
『アンの世界』 と
違い、筆を持たない
からと言って、
珍しい時代では
なくなりつつ
あります。
尤も上記のそれは、
言葉通りの意味では
ありませんが。
総じて筆を持たなく
なった・・と言っても
過言ではありません。
ところで又々、
届いた叔母からの
手紙。(先日の
食事会のお礼など)
叔母の場合は逆で、
随分、書き慣れた人の
筆跡そのものです。
それこそ、すらすら、
さらさらさら~りと。
水茎の跡も麗しく。
それにしても、アメリカ人の叔母が、
縦書きの美しい文字を書き、
日本人の私達が金釘を折ったような横書き・・
~なんて、シャレになりませんね。
そうそう、先日、以前からリクエストされていた、
帯を叔母にはお土産に渡しました。かれこれ10年越し?
日本の帯は豪華絢爛ですものね。
古いものですが、大層、気に入ってくれたようです。
(尤も、テーブルセンターとして利用)
どうやら、帯はアメリカでも凄い人気のようです。