【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

梅雨の麗花

2015-07-05 18:05:05 | 香る庭の花綴り





【白の装い ~ 「半夏生(ハンゲショウ)」】









 「想像するだけなら
お金はかからないわよね」
「いや、時には・・・
想像力はどんなにお金を出しても
買えないほどのものだよ」
アンソニーが言った。
「それはそうと、薔薇の庭園はいいね。
実は、私にはかねがね
薔薇を育ててみたいという夢があったんだ」
(中略)
「でも、薔薇が咲いていると
思うだけでもいいじゃないこと?
それにおじさんは見られなくても、
他の誰かが
その薔薇を眺めて喜んでくれるわ」     
                 【「アンの想い出の日々」】








   今日も午前11時頃まで雨だった予報が外れています。
  起床時から曇り空。今は薄日も射しています。

   相変わらず、この時期としては気温は低め。
  この所、室内の気温が25度を切っています。

   7月になって、こんなに過ごし易いのは
  何年降りでしょう。

   7月に入ってから連日、カンカン照り、
  30度越えという年もありましたものね。












                                      【薔薇色の薔薇】
   さて、梅雨の麗花
  と言えば紫陽花
  でしょうか。 

   そして先日、
  迎えたばかりの
  雑節の一つ、
  「半夏生」。

   ~ (夏至から
  数えて11日目)

   それも然る事ながら
  薬草でもある
  植物の半夏生が、
  白さをいよいよ
  増して来ました。

   この半夏生、
  夜が特に幻想的です。

   ところで随分前に
  蕾を付けた薔薇ですが、
  この季節には珍しく、
  なかなか開花しません。

   焦(じ)らされて、
  やっとここまで。 

   どうしても秋口の頃のような
  長い道のりに思えてなりません。

   それでもやっと殻を打ち破ってくれたようです。
  そうそう、白薔薇は天空を駆け昇る如く。高く、より高く・・。
  薄紫色の薔薇(ニュー・ウェーブ)も楽しみです。