【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

毎日が薔薇!

2015-07-15 20:27:17 | 薔薇の追憶

















 ありのままを言えば、
私はメアリー・ギレスビーの敷居に
絡んでいる薔薇の事で、
大層美しい考えが浮かんで来たので、
微笑んでいたのであり、家へ帰ったら
あの小さな日記帳に書くつもりだった。                 
                  【「アンをめぐる人々」 2.】







   こちらは今日も暑くなりました。
  ただ、昨日よりはましに感じたものです。

   “気のせい・・?” とも思ったのですが、
  やはり・・と言いますか、湿度がありません。

   この季節には珍しく、50%ちょっと。
  二階に至っては40%弱しかありません。

   道理で昼間の空は、台風が近付いているとは
  思えない程の抜けるような青空だったのですね。

   この時間になると、さすがに風が出て来ました。
  おまけに、ちょっぴり湿って来たようです。















   さて、日々
  変化する薔薇。

   つい先日は、
  アンティークピンク
  と言うよりも淡い
  藤色に近かった
  薔薇ですが、今回は
  ほとんどと言って
  いい程、その色を
  変えません。

   尤も2日目とあって
  全開状態ですが。

   一方、昨日は
  蕾だった、リラ版
  「白い貴婦人」
  こと、白薔薇。

   今日は、微笑んで。
  今度は、花びらが
  カールした、
  正統派のものに。

   くちなしの花然と
  していた前回からは、
  大変身です。

   薔薇が咲いているだけで、毎日が幸せ気分に。
  まさに魔法の薔薇ですね。

合言葉はミステリアス! ~ その2

2015-07-14 18:50:38 | 薔薇の追憶


















 「あの花は自分が薔薇なことを
喜んでるに違いありませんわね?
薔薇が話せたら素敵じゃないかしら。
きっと、素晴らしく美しい話を
聞かせてくれると思うわ。
それに ピンク は世界中で
一番魅力のある色じゃないかしら・・・」         
                 【「赤毛のアン」 第5章】










   今日は起床時から太陽燦々。
  朝一番に雨戸の閉まった暗い室内から
  ドアを開けた途端にパ~ッと光り輝く太陽。

   まるで梅雨が明けたかのよう。
  この感覚、随分、久し振りな気がします。

















   さて、
  ミステリアスな
  薔薇第2弾。

   一昨日は同じ
  木から姿を変えて
  楽しませてくれる
  白薔薇でしたね。

   今日は微妙に
  色を変える
  ピンクの薔薇を。

   今日の薔薇は、
  どう見ても
  真正のピンク。

   言うまでもなく
  ピンクは幸せの象徴。

   この色を眺めて
  いるだけで、
  ほっこり幸せ気分に。

   その上に、これが
  時間の経過と共に、
  アンティークピンク、
  最後には藤色にだってなるのですから。

   これこそ魔法の薔薇。
  随分、得した気分にもなるというものです。

   今年は薔薇が例年以上に良く咲きます。
  天まで届かんとする・・? 白薔薇も又々、蕾を。
  今度は、どんな花姿でしょう、楽しみです。

合言葉はミステリアス! ~ 白薔薇

2015-07-12 17:18:58 | 薔薇の追憶













   今日は朝から晴れ渡った空になりました。
  こんな空、随分、久し振りです。
  しかしながら、気温は30度には至っていません。(室温)

   それこそ一昨年などは起床時の段階から
  すでに30度に達していた事もありましたから、
  それに比べれば、まだましと思うべきでしょう。








    さて、一度終わった
  薔薇が再び芽を出し、
  蕾を付け、花を
  咲かせています。

   四季咲き薔薇は、
  こうして何度も
  再生してくれますから
  有り難いですね。

   そう言えば、勝手に
  「白い貴婦人」 と
  呼んでいる今日の薔薇。

   こちらの薔薇は、
  咲く度に花姿が
  変わるのです。

   ある時は俯き、
  丸くなった、
  【オールドローズ】 風に、
  又、ある時は 【正統派】

   そう、花びらの
  先端がカールした・・。
  クラシックな花姿の。

   又、ある時はくちなしの花風に。
  今日などは、まさにそうですね。

   同じ1本の花木なのに不思議です。
  さすが白い貴婦人! これでなくては・・
  ~なんて。

   ところで先日も記しましたが、
  この 「白い貴婦人」、背丈が随分、伸びました。

   植物の習性として高いものの側だと、
  “あすなろう” 式に負けじと伸ばすのかも知れませんね。

   木香薔薇を絡ませたアーチフェンスを置いた途端に、
  すさまじい勢いで上に伸びること、伸びること!
  以前、紅葉の側に植えた紅薔薇を思い出したものです。

   どんな姿でも醸(かも)し出す気品は、
  白薔薇ならではでしょう。それは、白薔薇の魔法ですね。

   白の中に秘めた、ほとばしるような情熱。
  きっとあるに違いありません。

アンティークピンクは名作の余裕

2015-07-11 18:32:28 | 薔薇の追憶















 「薔薇は愛の花です ――
世界は何世紀もの間
薔薇をたたえて来ました。
ピンク の薔薇は希望と期待を意味し ――              
                 【「アンの夢の家」 第38章】








   昨日とほぼ同様の天気になりました。
  昨日は、とうとう気温が30度に到達。

   気温だけならまだしも湿気の多い
  ムシムシ感はたまりませんね。














   さて、
  アンティークピンクの
  色をした薔薇、
  「ニュー・ウェーブ」
  が開花しました。

   その色も日に日に
  変化しています。

   1日目は、
  まだちょっと幼さの
  残る朱鷺(とき)色。

   (冒頭から
  4~6枚目の写真)

   2日目になると
  アンティークピンクに。
  (冒頭の写真)
  大好きな色です。

   尤も淡い藤色に
  見えない事もありません。

   明日又、色が変化
  するかも知れませんね。

   尤も写真では
  分かりにくいかも
  知れませんが・・。

   「本当の薔薇はピンクのだけね」  
  こんな風に言っていた、アン の声が、
  どこからか聞こえて来そうです。

   ロマンティックな夢を全て叶えてくれそうな可憐な姿。
  それでいて、薔薇の誇りはしっかりと秘めて。

   華やかにもシックにもなる大人のピンク、
  アンティークピンクは、どんな名作にも適いませんね。 

遠い日の夏の記憶

2015-07-10 18:20:08 | 四季のスケッチ












  『遥か彼方』 という言葉は
今なおナンにとって
魔法の言葉であった・・・
風吹く丘を越えて
微かに聞こえて来る音楽のように。                  
             【「炉辺荘のアン」 第37章】











   夜のうちに雨が降ったのか、庭の木々は濡れていました。
  起床時(午前7時前)には雨は上がっていましたが、
  何だかモワ~ッとした空気。生温かいと言いますか・・。

   今日は日射しもあり、
  そうなればなったで、昨日以上の蒸し暑さに。
  有り難くもない不快指数度、全開です。











   さて、朝顔と言えば、
  遥か彼方の遠い記憶
  に結び付きます。

   夏休みと言えば、
  必ず朝顔観察日記
  でしたから。

   そんなこんなで。
  私の中では一番長く
  続いている花かも
  知れません。

   一度だって
  植えなかった年は
  ありませんから。

   兎にも角にも
  朝顔なくして
  夏は始まらないと
  いう訳です。

   甘酸っぱい
  想い出と共に。

   ところで、
  今日のようなこんな日。

   青い朝顔は、
  涼を感じますね。
  とりわけ雨の宝石を纏った、水色の朝顔には。

   同じ朝顔も梅雨寒(つゆざむ)だった
  先日などは、見るからに寒々しかったものですが。

   何日も咲く花が多い中で朝の僅かな時間、
  毎日可憐な花を咲かせて涼を届けてくれる朝顔。
  その儚さを含めて魅了されているのかも知れません。

お取り寄せの豊かな時間 ~ その3

2015-07-09 20:27:08 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編

【清水焼 ~ 瑞香窯】












   今日は、ひと頃の梅雨寒が嘘のような
  蒸し暑さになっています。

   ごく弱い雨は午前中に上がったのですが、不快指数100%。
  じっとしていても湯気が立つような・・。

   この感覚、暫く忘れていました。
  少なくとも今年になって初めてです。









【富久栄珈琲】




   



   さて今、“珈琲お取り寄せ” にハマっています。
  (前回は 【こちら】

   今日、届いたのは、
  福島県郡山市の「富久栄珈琲」のもの。

   今はネットのお陰で、居ながらにして
  日本全国のものが試せますね。

   先日の 「やなか珈琲」(リピート)では
  深煎りの豆ばかり注文しましたので、
  ちょっと嗜好を変えてみようかと。

   新しい発見を求めて・・という訳です。
  そんなこんなで、「初めてセット」 を。

   ただ、「やなか珈琲」、その前の 「珈琲きゃろっと」、
  どちらの場合も、宅急便を受け取った時から既に
  プ~ンと良い香りがしたものですが、今回はありません。

   おまけに前者は両方とも箱入り、
  こちらは普通の飴色の紙袋。
  この段階で、“アレッ・・?” 状態。

   簡易包装はいいのですが、  
  防水加工がしてある訳でもありません。

   肝心の香りも珈琲の袋を開ければ香りますが、
  冷蔵庫に入れているだけで暫く良い香りが漂って
  いたのと比べれば、物足りません。

   もしかしたら、注文を受けてから
  焙煎したのではないのかも知れませんね。
  
  
  






                                【フレンチプレスで ~ 4分待って】
   淹れた珈琲は、
  「グァテマラ」。   
  久し振りです。

   こちらの珈琲も
  スペシャリティ珈琲
  との事。

   確かに豆も粒も
  揃っていて綺麗です。

   ところで今、
  珈琲の淹れ方に
  試行錯誤しています。

   元々は珈琲メーカー
  一辺倒でしたが、
  その後、ペーパーに。

   又、宝塚の
  「百合珈琲」 のサイト
  で見つけた、浸漬法や
  軽井沢 「丸山珈琲」
  推奨のフレンチプレス
  等など。

   どれで淹れたら
  一番美味しいかと・・。答えは、まだです。

   フレンチプレスは日本では、
  ほとんど紅茶用として使われていますね。
  海外では珈琲用として使われているようです。

   何でもこの方法ですと、香り成分である、
  珈琲オイルまで抽出されるそうです。
  (百合珈琲の 「浸漬法」 とほぼ同じ)

   こちらで淹れると珈琲豆がペーパーの半分で済みます。
  詳しい淹れ方は、【こちら】 から。








     上記の記事の香り云々。
    こちらの珈琲、豆のままで賞味期間が、
    3ヶ月とありました。

     普通、1ヶ月ですので、豆の入っている袋が
    他店より機密性が高いのかも知れません。
    いいえ、きっとそうでしょう。

     従って香りが外に洩れなかったのですね。
    失礼致しました。

     それに今朝頂いた、「ブラジルスペシャルカキュンド」、
    浅煎りなのに、大層、美味だった事も付け加えて置きます。
    新しい発見があり、喜んでいます。  ~7.10

夢見る公爵夫人 ~ 薔薇色の薔薇

2015-07-07 20:05:05 | 薔薇の追憶

















 いつだったか、プライス夫人が
言っているのを耳にしたが、
(中略)
「現実には飽きる事がありますけれど・・・
夢に飽きる事は決してありませんわ」
プライス夫人は言った。                  
              【「アンの想い出の日々」 (下)】









   午前8時頃から降り出した雨は、
  その後も断続的に降り続いていました。
  その雨がやんだのは午後4時頃。

   尤も、ちょっと小降りになれば、
  つい庭に出ている私がいますけれど。

   アーチフェンスの葉の絡み具合を見たり、
  蔓薔薇の伸び具合や薔薇の開花状態等など・・。
  ついつい長居してしまうという訳です。

   そうそう、ネットでガーデングッズ(アンティーク)の
  素敵なお店を見つけたのも、原因の一つかも知れません。

   まだ買い求めてはいませんが、
  置き場所など色々、想像するだけで楽しくて。

   さて、随分、やきもきさせた薔薇ですが、
  やっと開花しました。(薔薇色の薔薇)

   この季節には珍しく、蕾の状態が結構、
  長かったのですが、同じ蕾でも花の色が
  分かるようになれば、後は時間の問題ですね。

   その開花した薔薇は、リラ版 「夢見る公爵夫人」。
  雨にも関わらず、いいえ、寧ろそれを糧としていますね。
  どこか夢見るような面ざしが感じられてなりませんから。

   そして象牙色の薔薇 (リラ版 「白い貴婦人」) は、 
  今や天空を駆け昇っています。

   それにしても、こんなに背が高くなろうとは・・。
  こちらも明日には開花するでしょう。
  朝顔日記と共に、薔薇便りもお楽しみに。

やっぱりこの色、夏の色 ~ その2

2015-07-06 18:01:18 | 四季のスケッチ





【雨の宝石を纏って】










   起床時こそ降っていなかったものの、
  その後、雨となりました。

   降り出したのは一体、何時頃だったのでしょう・・?
  少なくともお昼前にはごく弱い雨が降っていましたっけ。

   その後は降ったりやんだり。
  今の所、大雨はありません。

   気温の方は相変わらず。
  雨のせいで、当然湿度はありますが、
  梅雨独特の蒸し暑さは今日もありません。









【今日の薔薇 ~ 薔薇色の薔薇】









   さて、「朝の美人」 こと、朝顔の第2弾。
  先日とは色違いの朝顔です。

   今日咲いたのは、水色の縞(しま)模様と紫。
  ただ、朝も随分遅かったもので、既にフリル状態。

   と言うより、雨の宝石のお陰で、
  ここまで持ってくれていたのでしょう。

   この朝顔も例年なら、葉っぱを虫に食われて
  いたものですが、珈琲カスのお陰で、今年は元気です。

   蔓(つる)を門扉から手摺(てすり)に
  這(は)わせているのですが、しっかりと生長しています。
  これからどこまで伸びるか楽しみです。

梅雨の麗花

2015-07-05 18:05:05 | 香る庭の花綴り





【白の装い ~ 「半夏生(ハンゲショウ)」】









 「想像するだけなら
お金はかからないわよね」
「いや、時には・・・
想像力はどんなにお金を出しても
買えないほどのものだよ」
アンソニーが言った。
「それはそうと、薔薇の庭園はいいね。
実は、私にはかねがね
薔薇を育ててみたいという夢があったんだ」
(中略)
「でも、薔薇が咲いていると
思うだけでもいいじゃないこと?
それにおじさんは見られなくても、
他の誰かが
その薔薇を眺めて喜んでくれるわ」     
                 【「アンの想い出の日々」】








   今日も午前11時頃まで雨だった予報が外れています。
  起床時から曇り空。今は薄日も射しています。

   相変わらず、この時期としては気温は低め。
  この所、室内の気温が25度を切っています。

   7月になって、こんなに過ごし易いのは
  何年降りでしょう。

   7月に入ってから連日、カンカン照り、
  30度越えという年もありましたものね。












                                      【薔薇色の薔薇】
   さて、梅雨の麗花
  と言えば紫陽花
  でしょうか。 

   そして先日、
  迎えたばかりの
  雑節の一つ、
  「半夏生」。

   ~ (夏至から
  数えて11日目)

   それも然る事ながら
  薬草でもある
  植物の半夏生が、
  白さをいよいよ
  増して来ました。

   この半夏生、
  夜が特に幻想的です。

   ところで随分前に
  蕾を付けた薔薇ですが、
  この季節には珍しく、
  なかなか開花しません。

   焦(じ)らされて、
  やっとここまで。 

   どうしても秋口の頃のような
  長い道のりに思えてなりません。

   それでもやっと殻を打ち破ってくれたようです。
  そうそう、白薔薇は天空を駆け昇る如く。高く、より高く・・。
  薄紫色の薔薇(ニュー・ウェーブ)も楽しみです。     

やっぱりこの色、夏の色

2015-07-04 17:55:28 | 四季のスケッチ















 フィルはからっとした場所で足を留めた。
薔薇色の光が青い松の梢を染めていた。
「ここは何て素敵なんでしょう ――
この偉大な、清浄な静けさ、
いつも思索に耽っているような
鬱蒼うっそうとした樹木」                     
                 【「アンの愛情」 第27章】








                                  
                                 【今日のお客さま】
   曇りの予報通り、
  真珠色の空で
  明けました。

   しかしながら、
  「所により俄か雨、
  お昼前後には
  晴れ間も」

   ~という
  何とも曖昧なもの。

   やはりと言いますか、
  お昼前にはポツポツと
  ごく弱い雨が降り出しました。

   お昼前後には晴れ間・・と言っていましたのに。
  最近は良く当たるようになった天気予報。

   でも時々、真逆の時もありますね。
  案外、お天道様は気紛れなのかも知れません。

   さて、日本の夏と言えば、朝顔ですね。
  それもこんな瑠璃色。今年の一番花です。
  それにしては少々、傷付いていますけれど。

   こちらも例に洩れず、開花が大分、遅くなりました。
  やはり(今日もそうですが)寒さの影響も
  あるのかも知れません。

   朝顔にはどうしても縁側、風鈴、団扇(うちわ)
  等を連想してしまいますね。所謂、昭和の夏を。
  尤も今日は天候のせいで、しっくり来ませんが。














【黄昏の刹那】








   ところで、こちらの写真は、昨日のもの。
  ほとんど暗くなりかけた時、俄かに感じた違和感。

   “一体、何事・・?” 思わず外に出ましたら・・。
  空がサファイア色と薔薇色に染まっていました。
  しかも西ではなく、北の空が。

   ほんのひと時ですが、全てが薔薇色に染まり・・。
  こんな刹那もあるのですね。