だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

本物の悪魔…

2006-03-01 16:22:31 | 映画
怖い映画が好きです。ゾンビ系は、あんまり好きじゃないけど…。「エクソシスト」(73)は、ウィリアム・ピーター・ブラッティの原作を、ウィリアム・フリードキン監督が映画化。少女リーガン(リンダ・ブレア)の体に、入り込んだ悪魔をメリン神父(マックス・フォン・シドー)が、悪魔祓いの儀式によって救う話。カラス神父役に、ジェイソン・ミラー。リーガンの母親に、エレン・バースティン。

大ヒットしたおかげで、77年に「エクソシスト2」(ジョン・ブアマン監督、リチャード・バートン、リンダ・ブレア、ルイーズ・フレッチャー)、原作者ウィリアム・ピーター・ブラッティが監督した「エクソシスト3」(90)(ジョージ・C・スコット、ブラッド・ドゥーリフ、ジェイソン・ミラー)が、作られました。

2000年には、「エクソシスト/ディレクターズ・カット版」が上映。カットされた15分が、蘇えりました♪ さらに、すべての始まりということで、「エクソシスト ビギニング」(04)まで作られました。もしかしたら、まだまだ作られるかも知れませんね!

さて、そもそも“エクソシスト”とはキリスト教での悪魔憑き(悪霊憑き)を祓う人のこと。祓魔師(ふつまし)とも、言うそうです。もっと詳しく言うと、カトリックで悪魔に憑かれた人を癒す、儀式を行う司祭のことを指します。そう言えば、「コンスタンティン」での、キアヌ・リーブスも鏡を使って悪魔祓いをやってましたね~。(神父じゃないけど)カッコ良かった!

19歳の大学生エミリー・ローズは、幻覚や痙攣に苦しみ病院で検査を受けます。しかし原因が分からず、エミリーは自らムーア神父(トム・ウィルキンソン)に“悪魔祓い”を依頼します。だが“悪魔祓い”は失敗、エミリーは亡くなります。過失致死罪で起訴された神父。

トマス検事(スコット・キャンベル)は、神父が投薬を止めたせいで死亡したと訴えますが、弁護士のエリン(ローラ・リニー)は悪魔の存在を信じ始めていくのです。それは、証拠品として提出された1本のカセットテープと、亡くなる直前のエミリーの手紙によって…。

この映画は実話です。世界中で行われている“悪魔祓い”ですが、いずれも公式にではなく、裁判という形で「ローマカトリック教会」が、初めて悪魔の存在を認めたケースになります。これは見逃せません!
コメント (2)
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