だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

なぜ、3度の埋葬?

2006-03-08 09:49:37 | 映画
出演作品42本(他に1本、声の出演作あり)を数える俳優、トミー・リー・ジョーンズ。無骨な男を演じると渋い魅力を感じさせて、大好きな俳優の1人です。1946年9月15日テキサスに生まれました。ハーバード大学で学んでいる時、ルームメイトがあのゴア副大統領だったそうです。へぇ~。

デビュー作は、「ある愛の歌」(70)でした。でもトミー・リーのイメージは、いつも無骨な男のイメージ。実にさまざまなキャラクターを演じてきました。印象的なのは、91年の「JFK」での国際貿易協会元会長で社交界の名士クレン ・ショー役。髪をシルバー・ブロンドに染めて、かなりな役作りをしていました。

セガール“おやじ”の「沈黙の戦艦」(92)や、「ブローン・アウェイ/復讐の序曲」(94)のような主役を食ってしまう、悪役もうまい!95年の「タイ・カップ」なんて、実在の伝説的野球選手の伝記に主演。知られざる彼の本性を演じ、魅せられました。本当にイヤな奴なのです。97年と02年の「メン・イン・ブラック」は、大ヒット!いつものキャラと違って、楽しめる内容でしたね。

トミー・リーは、94年のTVM「ワイルド・メン」で初監督。そして劇場映画での初監督作品として選んだのが、「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」です。やけに長いタイトルですが、人の名前です。「21g」のギジェルモ・アリアガが脚本を担当し、05年のカンヌで、最優秀脚本賞を受賞!もちろん、トミー・リーも最優秀男優賞を受賞しています。

不法入国のメルキアデスに仕事を世話したピート・パーキンズ(トミー・リー)は、年齢を超えて彼との友情を深めていきます。ところが、メルキアデスがある日突然、放牧場で撃たれてしまうのうです。ピートは、かつてメルキアデスと『俺が死んだら故郷のヒメネスに埋葬して欲しい』という、約束を交わしていました。

一方、メルキアデスを撃ったという国境警備員マイク・ノートン(バリー・ペッパー!)は、仕事で転任してきたばかり。共同墓地に埋葬されたメルキアデスの遺体を、ピートは拉致してきたマイクに掘り出させ、約束を果たすため3人でヒメネスを目指すことになるのです。

全編に流れる“男の友情”物語。まさにトミー・リーが大好きなテーマですね!今年60歳になるトミー・リーの最高作品!優しさに満ち溢れた、男の映画。ああ~、トミー・リーだから描けた映画です。これはファンならずとも必見です。国境の果てにあるものは…?見に行きましょう!
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