デヴィッド・クローネンバーグ監督のファンです。「デッドゾーン」(83)「ザ・フライ」(86)「戦慄の絆」(88)「裸のランチ」(91)「クラッシュ」(96)「イグジステンズ」(99)「スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする」(02)など、彼の世界に魅了されてきました。1943年3月15日カナダのトロントで、生まれました。
待望の最新作がやって来ます!「ヒストリー・オブ・バイオレンス」 原作はあるのですが、脚本はかなり違うようで別物と考えて良いようです。主演は「LOTR」のヴィゴ・モーテンセン。妻役は「アサルト13」のマリア・ベロ。他にエド・ハリス、ウィリアム・ハートと主役級の豪華キャスト!たまりません!!
インディアナの小さな田舎町で、ダイナーを経営しているトム。弁護士の妻と2人の子供がいて、幸せな生活を送っていました。ある日、店が強盗に襲われ、家族や店員を守るために“正当防衛”で、犯人を射殺。一躍、ヒーローになってしまうのです。
しかし、それで終わりではありません。数日後、不気味な男(エド・ハリス)が訊ねて来ます。彼はトムのことを“ジョーイ”と呼び、家族に付きまとい、妻を不安にさせるのです。「夫はトムではないのか?」「なぜ、あんなに射撃がうまいのか?」…
このストーリーを見て、単にサスペンス・ミステリーと思わないでくださいね!だって、この映画はクローネンバーグの映画なんですよ!ストーリーを追うだけでは、ありません。クローネンバーグ監督は、天才的な映画人の1人です。映像の美学、暴力の連鎖、閉鎖的な地域での事件、家族の幸福と崩壊。そしてなにより肉体と暴力の関係を、彼自身の美学で描き切ります。
過去の作品でも、それは多く見られました。普通の映画を期待してはいけません。もしかしたら、見る人はめまいを覚えるかも知れません。クローネンバーグの映画を見る時は、それなりの覚悟が必要です。
今回の主役、ヴィゴは「LOTR」の“アラゴルン”で有名になりましたが、「柔らかい殻」(90)や「聖なる狂気」(95)の頃に近いかも。私の中のヴィゴのイメージはまさにこれらの映画のイメージで、“アラゴルン”にはびっくりしたものです。
平凡な暮らしをしてた平凡な男が、あるきっかけで変わる…というテーマ。ヴィゴの狂気を引き出したのは、他ならぬクローネンバーグ。デンマーク人の父を持つ、ヴィゴ(マンハッタン生まれです)のもうひとつの一面を見れると、お約束します!期待です♪
待望の最新作がやって来ます!「ヒストリー・オブ・バイオレンス」 原作はあるのですが、脚本はかなり違うようで別物と考えて良いようです。主演は「LOTR」のヴィゴ・モーテンセン。妻役は「アサルト13」のマリア・ベロ。他にエド・ハリス、ウィリアム・ハートと主役級の豪華キャスト!たまりません!!
インディアナの小さな田舎町で、ダイナーを経営しているトム。弁護士の妻と2人の子供がいて、幸せな生活を送っていました。ある日、店が強盗に襲われ、家族や店員を守るために“正当防衛”で、犯人を射殺。一躍、ヒーローになってしまうのです。
しかし、それで終わりではありません。数日後、不気味な男(エド・ハリス)が訊ねて来ます。彼はトムのことを“ジョーイ”と呼び、家族に付きまとい、妻を不安にさせるのです。「夫はトムではないのか?」「なぜ、あんなに射撃がうまいのか?」…
このストーリーを見て、単にサスペンス・ミステリーと思わないでくださいね!だって、この映画はクローネンバーグの映画なんですよ!ストーリーを追うだけでは、ありません。クローネンバーグ監督は、天才的な映画人の1人です。映像の美学、暴力の連鎖、閉鎖的な地域での事件、家族の幸福と崩壊。そしてなにより肉体と暴力の関係を、彼自身の美学で描き切ります。
過去の作品でも、それは多く見られました。普通の映画を期待してはいけません。もしかしたら、見る人はめまいを覚えるかも知れません。クローネンバーグの映画を見る時は、それなりの覚悟が必要です。
今回の主役、ヴィゴは「LOTR」の“アラゴルン”で有名になりましたが、「柔らかい殻」(90)や「聖なる狂気」(95)の頃に近いかも。私の中のヴィゴのイメージはまさにこれらの映画のイメージで、“アラゴルン”にはびっくりしたものです。
平凡な暮らしをしてた平凡な男が、あるきっかけで変わる…というテーマ。ヴィゴの狂気を引き出したのは、他ならぬクローネンバーグ。デンマーク人の父を持つ、ヴィゴ(マンハッタン生まれです)のもうひとつの一面を見れると、お約束します!期待です♪