だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ロシアの光と闇

2006-03-22 22:15:47 | 映画
ユアン・マクレガーの映画に、“モルグ”を舞台にしたスリラー「ナイトウォッチ」(97)というのがありましたね。同じく、死体安置所でバイトする大学生の話には、TVシリーズ「トゥルー・コーリング」があります。いろいろな事情があるとは思いますが、なにもそんな所でバイトしなくてもぉ~、と一般人は思います。はい。

連想ゲームはこの位にして…。「大統領のカウントダウン」に続いて、ロシア映画の大ヒット作がやって来ます!タイトルは、「ナイト・ウォッチ」!!(連想ゲームは、ここに繋がるのねぇ~)

原作は、セルゲイ・ルキヤネンコのベストセラー小説。全3部作で今回はその第1弾。ちなみに第2弾は「Day Watch」、第3弾は「Dask Watch」となっています。フォックス・サーチライトが配給権を取得し、完結編は英語版で撮影するそう。さすが、FOX。

しかし、ロシア映画がこんなに面白く大評判とは!昨年10月の“東京国際ファンタスティック映画祭2005”の、クロージング特別招待作として上映され、あまりの面白さに公開への署名運動がなされたそうです。そのおかげで、こうしてロードショーされるんです。感謝!

かつて、特殊な能力を持つ人間(アザーズと呼ばれていた種族)たちは、光と闇の勢力間で争いが続いていました。しかし、光の王ゲッサーと闇の将軍ザヴロンとの間で、休戦協定が結ばれたのでした。

以後、アザーズはナイト・ウォッチ(闇の監視人)か、デイ・ウォッチ(光の監視人)か自分で選択。何世紀もの間、バランスは保たれていました。1992年、現代のモスクワ。主人公のアントンは、実はアザーズ。ナイト・ウォッチとして活動していました。ある日、地下鉄で少年を狙う闇の異種ヴァンパイアの男、その恋人と闘うことに!

ロシア発ダーク・ファンタジー。ストリート系サイバー・ホラー、SFゴシック・スリラーと絶賛する声の通り、今までのロシア映画では考えられない斬新なヴィジュアル、スタイリッシュでパワー溢れる「ナイト・ウォッチ」 見逃す手は、ないです!

連想ゲームの続き: “アザーズ”といえば、ニコール・キッドマンの「アザーズ」(01)や、TV「霊能者アザーズ」(00)が、思い出されますね。好み♪
コメント
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