ネットは、怖い…

「ＳＯＭＥＷＥＲＥ」（１０）のソフィア・コッポラ監督デビュー作「ヴァージン・スーサイズ」（９９）。この作品で主人公の少女たちに近づこうとする少年たちの中に、１９８１年４月１９日カナダ・バンクーバー出身のヘイデン・クリステンセンがいました。

これが映画デビューのヘイデンは、「海辺の家」（０１）を経て「スター・ウォーズ エピソード２／クローンの攻撃」（０２）と「エピソード３／シスの復讐」（０５）で、若きアナキン・スカイウォーカーと後のダース・ベイダーを演じました。

今年２９歳。最新作「リセット」（１０）でもすっかり安定感のある大人の俳優になり、ホラーもイケてました。今後も楽しみな俳優です。同様に「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」（０９）で、若き日のジョン・レノンを演じたアーロン・ジョンソンもキラキラ輝いていました。

アーロンは「キック・アス」（１０）で、全く別の顔＝ヒーローに憧れるイケてない高校生を演じました。この映画、見ないと損です！彼もだけど、クロエ・グレース・モレッツが最高！ニコラス・ケイジも成り切りだし、続編もあるようです。楽しみ～。

１９９０年６月１３日イングランド・バッキンガムシャー出身、「トムとトーマス」（０２未）でデビュー。「シャンハイ・ナイト」（０３）や「幻影師アイゼンハイム」（０６）での若き日のアイゼンハイム役。「ジョージアの日記／ゆーうつでキラキラな毎日」（０８）と作品数はまだ６本。

そのアーロンの最新作は、「Ｃｈａｔｒｏｏｍ／チャットルーム」（１０／サイトは英語版）。そしてこの作品の話題は、監督が日本の中田秀夫ということ。「リング」（９８）や「仄暗い水の底から」（０１）などのホラー作品で有名。

「ザ・リング２」（９９）は２００５年にナオミ・ワッツ主演で、「仄暗い水の底から」はウォルター・サレス監督、ジェニファー・コネリー主演の「ダーク・ウォーター」（０４）としてリメイク。ハリウッド版を見ました。怖かった…。

チャットルームとは、インターネット上で複数の人とリアルタイムにおしゃべりするサービスのこと。映画の方は…家族とうまくいかないウィリアム（アーロン）は、ネットのチャットルームでジム、エヴァ、エミリー、モーと出会います。

頻繁にチャットする内、ジムがうつ病であることを告白。ウィリアムは言葉巧みにジムを自殺に追い込もうとします。実はウィリアムは自殺映像を楽しむ異常者だったのです…。ええっ～！そんな！気になる！