ひさびさ、オレグ・メンシコフ

ますます大きな被害が、次々にＴＶから放送されてきます。昨日の東北地方太平洋沖地震は、想像を絶するものでした。東京で今日も普通に仕事をしていましたが、恐怖感は消えません。

でもスーパーで水や食料が売り切れていたり、みんな思いは同じなんですね。常に前に向かって進まねば…。明日は日曜日。普通に過ごすべきなのですよね。がんばって生きていきましょう。

オレグ・メンシコフ！１９６０年１１月８日ソビエト連邦モスクワ州セルプホフ出身。初めて知ったのは、ニキータ・ミハルコフ監督「シベリアの理髪師」（９９）でした。ジュリア・オーモンドやリチャード・ハリス共演。

若きロシアの士官学生アンドレイ役は、とってもステキでした。すっかり恋してしまいました。彼が監督のお気に入りだということも知り、納得。オレグはミハルコフ監督の「太陽に灼かれて」（９４）でデビュー。

他にセルゲイ・ボドロフ監督「コーカサスの虜」（９６）、レジス・ヴァルニエ監督「イースト／ウェスト 遙かなる祖国」（００）に出演。見ました。しばらく日本公開作がないな～と思っていました。

その後「英国王のスピーチ」（１０）のトム・フーパー監督ＴＶ「第一容疑者 姿なき犯人」（０９）にゲスト出演、ウリヤーナ・シルキナ監督のＴＶコメディ「黄金の仔牛」（０６）に出演。未見です。

久々にミハルコフ監督の新作に出演！「戦火のナージャ」（１０）は、「太陽に灼かれて」の続編。１９３６年、前作でスターリンの粛清に遭い革命の英雄コトフ大佐（ニキータ・ミハルコフ）は、処刑されたはず。

旧貴族階級の青年ドミートリ(オレグ・メンシコフ)は、モスクワのアパートで手首を切ったはず。１９４３年５月、ＫＧＢ幹部ドミートリ・アーセンティエフ大佐は、スターリンに呼び出されます。『コトフについて知っていることは？』

記録上は銃殺されたコトフが生きている？元陸軍大佐アレクセイ・セルゲーヴィチ・コトフの捜索を命じられる、ドミートリ。１９４１年ドイツのソ連侵攻時、コトフは収容所を脱出、懲罰部隊の一兵卒として最前線へ。

そして父コトフの生存を知った娘のナージャ（ナージャ・ミハルコフ）は、父を探す旅に出るのでした。ナージャ役のナージャは、ミハルコフの実娘。１６年ぶりに製作された続編。楽しみ。