うちのママは、レズカップル

こ、怖かった…！こんなに大きな地震ははじめて！それもそのはず、国内最大規模Ｍ８．８という数値、聞いたことないもん。しかし、東京はまだ良い方。東北の方々、さぞや…。午後２時４６分頃、たまたま外を歩いていました。

外で地震を感じるなんて。地震ほど怖いものはないし、津波や火災も怖い。しばらくは余震に怯えそう～。気分を変えて…今年の第６８回ゴールデン・グローブ賞で作品賞と主演女優賞を受賞した、「キッズ・オールライト」（１０）。

惜しくも受賞は逃しましたが、アカデミー賞作品賞、主演女優賞、助演男優賞、脚本賞にもノミネートされました。主演女優賞を受賞したのは、アネット・ベニング。１９５９年５月９日カンザス州トペカ出身。

ダン・エイクロイド主演の「大混乱」（８８）でデビューし、ミロス・フォアマン監督、コリン・ファース主演「恋の掟」（８９）に出演。「グリフターズ／詐欺師たち」（９０）でアカデミー賞助演女優賞に初ノミネート。

「バグジー」（９１）で共演したウォーレン・ベイティと結婚。オスカーノミネートは、「アメリカン・ビューティー」（９９）「華麗なる恋の舞台で」（０４）と本作で４回目。「愛する人」（０９）でも、年齢を隠さない美しさでした。

南カリフォルニアに暮らす長女ジョニ（ミア・ワシコウスカ）は、大学進学を控えた１８歳。弟のレイザー（ジョシュ・ハッチャーソン）は反抗期真っ最中の１５歳。姉弟の家族は、２人の母親。

実は２人は現代的なレズビアンカップル。ジョニのママは、家計を支える厳格な父親的存在のニック（ベニング）。レイザーのママは、明るく朗らかなジュールス（ジュリアン・ムーア）。

よそとは違う、自分たちの家庭環境に揺れる子供たち。１８歳になり家を出るジョニは、自分の出生の秘密を知る権利を得ます。そこで匿名の精子提供者を探すことに…。そして見つけた医学上の父。

ポール（マーク・ラファロ）は、気楽な独身生活を送る人気オーガニックレストランのオーナー。ジョニとレイザーはこっそり会いに行き、すっかり気に入ってしまいます。それは２人の母にも知られることに。

果たして、この家族の行方は？監督は「しあわせの法則」（０２）や、ＴＶ「Ｌの世界」（０５）のリサ・チョロデンコ。ベニングとムーア。好きな女優さんです。見ましょう！