だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

お家をみつける北米旅行

2011-03-09 23:10:21 | 映画
ヒューマントラストシネマ渋谷で上映されている“DDP 監督主義プロジェクト”。1作目の「ウッドストックがやってくる!」(10)、2作目の「シリアスマン」(10)、見ましたねぇ~。

1作目は、「ブロークバック・マウンテン」(05)でアカデミー賞監督賞受賞のアン・リー監督作。2作目は、「ノーカントリー」(07)で同賞受賞のジョエル&イーサン・コーエン監督作。それぞれ見応えのある作品たちでした。

そして“DDP”最後の3作目が、いよいよ公開です。監督デビュー作「アメリカン・ビューティー」(99)でいきなり監督賞を受賞した、サム・メンデス監督の「お家(うち)をさがそう」(10)。

33歳のバート(ジョン・クラシンスキー)と34歳のヴェローナ(マーヤ・ルドルフ)は、平穏な同棲生活を送る恋人同士。ヴェローナの妊娠6ヵ月を機に自分たちの暮らしを見つめ直します。

家はなく、窓の壊れたトレイラー暮らし。このままじゃいけない!とバートの両親を頼って、コロラド州へ。両親ジェリー(ジェフ・ダニエルズ)とグロリア(キャサリン・オハラ)を訪ねます。

するとなんと2人は、ベルギーに移住すると言い出します。なんとしても生活の基盤である家、家庭を持たなくては…と2人は友人・知人を訪ねてまわることにするのでした。

最初に向かったのは、ヴェローナがかつて勤めていた会社の元上司リリー(アリソン・ジャネイ)が住む、フェニックスへ。次はヴェローナの唯一の妹グレイス(カルメン・イジョゴ)の住むツーソンへ。

次はバートの幼馴染LN(マギー・ギレンホール)がいるマディソンへ。その次、ヴェローナの大学時代の同級生トム(クリス・メッシーナ)とマンチ(メラニー・リンスキー)が暮らすモントリオールへ。

次はバートの兄コートニー(ポール・シュナイダー)が住むマイアミへ。そしてわけありのサウスカロライナへ。果たして、2人がゴールする自分たちのお家(うち)は、どこなのでしょう?

しかし、これだけまわれるお金は?そんな野暮なことは言わず、2人の幸せを見届けましょ!
コメント
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