だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

フォーク&カサヴェテス

2011-03-13 22:55:44 | 映画
地震から3日目。普通に過ごそうと出かけた、渋谷の映画館では観客が私だけ?と思ったら、終了時のもう1人いました。百貨店は午後6時で閉店。スクランブル交差点も人がまばら…。

早々に帰宅すると、TVではM8.8をM9.0に修正。世界最大級の地震でした。駅前のスーパー、コンビニにも水やパンなど商品が棚にない…。夜になって電力不足による停電が発表。

地震発生後から、各局CMなしで連日特番を放映。8日に「ヨセフ・アンド・ザ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」を見て大いに楽しんだのですが、11日からの公演がキャンセルになりました。

日本中がこの地震を痛んでいます。やっぱり普通に過ごすのが良いのかも。明日からはまた仕事です。かつて六本木WAVEの地下にあった、ミニシアターCINE VIVANT(シネ・ヴィヴァン)。

それと六本木俳優座でやっていた“俳優座シネマテン”。まだミニシアターがなかった80年代で、劇場も上映作品も先駆的でした。ここに行くのは映画ファンとして、ちょっとカッコ良かったりして…。

インディペンデント映画の巨匠と呼ばれた、俳優で監督のジョン・カサヴェテス(1929~1989)作品も両館で見ました。「アメリカの影」(59)「フェイシズ」(68)「こわれゆく女」(74)「ミニー&モスコウィッツ」(71)

「チャイニーズ・ブッキーを殺した男」(76)「オープニング・ナイト」(78)。54年に結婚した女優ジーナ・ローランズとの「グロリア」(80)は有名。「マイキー&ニッキー」(76)がニュープリント・日本初公開です。

監督は「天国から来たチャンピオン」(78)「バードケージ」(96)の脚本家で、「おいしい生活」(00)に出演もしているエレイン・メイ。ギャンブルで組織から命を狙われ追いつめられたニッキー(ジョン・カサヴェテス)。

幼なじみのマイキー(ピーター・フォーク)をホテルに呼び出します。2人はホテルを出てバーへ。そこでマイキーは、秘かに組織の殺し屋キニー(ネッド・ビーティー)に電話。マイキーは組織から彼の居場所を知らせるよう言われていたのです。

そして夜の町をさまようマイキーとニッキー。2人が取った最後の行動とは?ウィリアム・ヒッキー、ジョイス・ヴァン・パタン、M・エメット・ウォルシュ共演。若きP・フォークの名演に注目!
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