だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

弁髪もお似合い

2011-03-05 22:42:15 | 映画
甄子丹。香港映画が好きで結構見てますが、ツイ・ハーク監督作「ワンス・アポン・ア・タイム/天地大乱」(92)のラスト近く、黄飛鴻(リー・リンチェイ)と一騎打ちとなるラン提督役が、甄子丹ことドニー・イェン。強かった~。

そのアクションに強い印象を受けました。78年にデビューしたドニーの作品は、未公開作やTVMが多くなかなか劇場で見れないんですよね。アクション監督としても活躍し、「新・ドラゴン危機一発」(95未)で監督デビュー。

「ブレイド2」(02)「シャンハイ・ナイト」(03)などハリウッド映画にも出演。ジェット・リーことリーとの「HERO」(02)は、お気に入り。今年「イップ・マン」2作が公開され、再びドニー・イェンに夢中。

「イップ・マン 序章」(08)「イップ・マン 葉問」(10)は公開順が逆でしたが、ファンの努力で無事2作とも劇場公開されました。カッコよかった~。いつにも増して大人の雰囲気を醸しながら、カンフーシーンはとにかく強い!

映画は劇場で見ていただくとして、ドニーの最新公開作が「孫文の義士団」(10)です。孫文(1866~1925)とは、「天地大乱」にも登場した清朝末期から中華民国初期に活躍した実在の政治家、革命家です。

辛亥革命(1911~12)前夜の香港。西太后の君臨する清王朝を倒すべく、1人の男がやって来ます。その男こそ、孫文でした。目的は武装蜂起のための密談。対する西太后は、500人の暗殺団を仕向けます。

革命会議の間の1時間、孫文を守り抜く!その使命を受け、義士団が結成。選ばれたのは、スパイ警官シェン・チャンヤン(ドニー)、物乞いリウ・ユーバイ(レオン・ライ)、車夫アスー(ニコラス・ツェー)

歌姫ファン・ホン(クリス・リー)、商人の息子リー・チョングアン(ワン・ポーチェ)、豆腐売りワン・フーミン(メンケ・バータル)ら8人の名もなき人々。果たして、彼らは孫文を守り切れるのか?

他に暗殺団の首領ヤン・シャオグオ(フー・ジュン)、警察署長シー・ミーフ(エリック・ツァン)、活動家チェン・シォオバイ(レオン・カーフェイ)、商人の妻ユエル(ファン・ビンビン)が出演。監督はテディ・チャン。

孫文は、初代中華民国臨時大総統に就任。彼らは守り抜いたねぇ~。見なくっちゃ!


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