だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

あの時、あ~していれば…

2011-03-19 21:42:10 | 映画
ミシェル・ブーケ、トマ・ゴデ主演の「トト・ザ・ヒーロー」(91)と、ダニエル・オートゥイユ、パスカル・デュケンヌ主演の「八日目」(96)の脚本、監督ジャコ・ヴァン・ドルマル。3作目が、「ミスター・ノーバディ」(09)です。

主演のジャレット・レトは、1971年12月26日ルイジアナ州出身。数本のTVMに出演後、「キルトに綴る愛」(95)でデビュー。見たけど、覚えてないなぁ~。「シン・レッド・ライン」(98)「17歳のカルテ」(99)

「ファイト・クラブ」(99)「レクイエム・フォー・ドリーム」「アメリカン・サイコ」(00)「パニック・ルーム」(02)「アレキサンダー」(04)「ロード・オブ・ウォー」(05)「ロンリーハート」(06)…と結構出ています。

青い瞳の美しい美青年。ジョン・レノンを殺害したマーク・デイヴィッド・チャップマンを演じた「チャプター27」(07)は、衝撃的でした。体重を30kgも増やして挑んだレトは、チャップマンの狂気を静かに演じます。

年齢も30代(今年40歳を迎えます)になり、美青年だけではない大人の俳優としてこれからに注目です。「ミスター・ノーバディ」では、118歳の男性を演じます。物語の舞台は、科学の力で人が死ぬことのない2092年。

ニモ(レト)は、世界最高齢で唯一“死ぬ”運命の人間。細胞の永久再生が可能になった不死の世界で、今まさに人生を終えようとする男は、自分が誰なのかもわからない“ミスター・ノーバディ”でした。

目の前にはフェルドハイムと名乗る医師がいて、ニモが118歳の老人であると伝えるのでした。世界中がニモの死の瞬間を見ようと生中継される中、1人の新聞記者がやって来てニモに質問します。

『人間が不死となる前の世界は?』…少しずつ自分の人生を振り返り、過去を思い出すニモ。9歳のニモの前には赤い服を着た少女アンナ、青い服を着た少女エリース、黄色い服を着た少女ジーンが。

3人とのそれぞれの結婚を思い浮かべるニモ。大人のアンナをダイアン・クルーガー、エリースをサラ・ポーリー、ジーンをリン・ダン・ファンが演じます。ニモの父役はリス・エヴァンス、母役はナターシャ・リトル。

人生は常に選択の繰り返し。ニモがどんな場面でどんな選択をするのか、とっても気になります。見ます、はい。
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