だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

戦う、ザックの美少女たち

2011-03-21 21:43:21 | 映画
アレハンドロ・アメナーバル監督、レイチェル・ワイズ主演の「アレクサンドリア」(09)は、4世紀に実在した女性天文学者ヒュパティアの物語。古代の神々を信じる人々と新興のキリスト教との対立。

ヒュパティアに絡む男性陣の中に、想いを寄せる生徒の1人オレステスを演じるのがオスカー・アイザック。1980年1月5日グアテマラ(マヤ文明が栄えた地)出身。マイアミで育ち、2000年デビュー。

「マリア」(06)のヨセフ役で、知られるようになります。「ダイアナの選択」「ワールド・オブ・ライズ」(08)「アレクサンドリア」(09)と続き、「ロビン・フッド」(10)でジョン王を演じました。

オレステスもジョン王も、とってもミステリアスで印象的。ちょっと覚えておきましょう。そのアイザックが出演する最新作は、「エンジェルウォーズ」(11)。監督は、「ウォッチメン」(08)のザック・スナイダー。

フランク・ミラーの原作グラフィック・ノベルを映画化した「300 <スリーハンドレッド>」(07)、その斬新で美しい映像に引き込まれました。お気に入り。再び、あの映像が帰ってきます。

愛する者をすべて奪われ、精神病院送りになってしまったベイビードール(エミリー・ブラウニング)。彼女は、暗くつらい現実から逃避するため空想世界を作り出します。4人の仲間と共に。

ベイビードールをリーダーに、辛口な性格のロケット(ジェナ・マローン)、スマートなブロンディー(ヴァネッサ・ハジェンズ)、気高いアンバー(ジェイミー・チャン)、素っ気ない性格のスイートピー(アビー・コーニッシュ)。

バーチャルな世界で、バーチャルな武器を手にした彼女たちに大魔神のようなサムライや悪魔が襲い掛かる…。この世界の中で、彼女たちに助言を与えるのはワイズマン((スコット・グレン)という男。

彼は5つのアイテムを集めるよう命じます。“地図” “火” “ナイフ” “鍵”…しかし5つ目のアイテムは、謎。その使命を果たせば、彼女たちは自由を手にすることができるというわけ。

果たして彼女たちの運命は?サックの描くビジュアルは、進化します。
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