だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ヒンデンブルグ号炎上

2012-12-16 21:31:23 | 映画
ドイツの飛行船ヒンデンブルク号は、1937年5月6日アメリカ・ニュージャージー州レイクハースト海軍飛行場で爆発炎上しました。この事故は、写真やニュース映像、ラジオの記録が残っています。

着陸時、尾翼付近から突如爆発炎上しながら墜落したのです。乗員・乗客97人中35人、地上作業員1名が死亡。NHKなどの歴史番組や21世紀のドキュメンタリーなどで見たことがあります。

涙ながらに、まるで絶叫の様な実況放送をするアナウンサーの声が、悲劇の凄まじさを物語っていました。この悲劇を映画にしたのが、ロバート・ワイズ監督「ヒンデンブルグ」(75)でした。

ジョージ・C・スコット、アン・バンクロフト、ウィリアム・アザートン、ロイ・シネス、ギグ・ヤング、バージェス・メレディス、チャールズ・ダーニング、リチャード・A・ダイサートと懐かしい名前が…。

当時はパニック映画ブームで、独自の推理で作られたサスペンス・スリラーでした。フィリップ・カデルバッハ監督「ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀」(11)は、自国ドイツで製作された最新作です。

1937年、ドイツのフランクフルト。ツェッペリン飛行船会社のヒンデンブルグ号設計技師マーテン・クルーガー(マクシミリアン・ジモニシェック)が操縦していたグライダーが、湖に墜落。

そこに偶然居合わせたジェニファー(ローレン・リー・スミス)に、救助されます。彼女は、アメリカ人実業家エドワード・ヴァンザント(ステイシー・キーチ)の娘でした。一目で恋に落ちるマーテン。

しかし、ドイツ貴族フリッツ・リッテンベルクという許婚がいたのです。領事館でのパーティでジェニファーと母ヘレン(グレタ・スカッキ)は、父親の病気のことを知らされます。

2人は急遽、アメリカに帰国する事に…。当日、マーテンはヒンデンブルグ号に爆弾が仕掛けられている事を知り、2人の乗船を止めようとします。しかしフリッツに邪魔をされ、彼を殺してしまい…

ヒンデンブルグ号に乗り込んだマーテンは、爆弾を見つけることができるのでしょうか?なんといってもクライマックスは、飛行船炎上シーン。75年版とは技術の差を見せてくれるはず。見ます!
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