ジアマッティのしゃべりが、好きです。

アメリカ、コネチカット州ニューヘイヴン出身のポール・ジアマッティは、一度見たら絶対忘れられない俳優です。１９６７年６月６日生まれなので、現在４５歳。おっと、もう少し老けて見えるかも。

父親はイェール大学の学長。ジアマッティ自身もイェールに進み、英語と美術を専攻。同時に演劇学校にも通っていたそうで、結局キャメロン・クロウ監督の「シングルス」（９２）でデビューします。

スピルバーグ監督「プライベート・ライアン」（９８）、ピーター・ウィアー監督「トゥルーマン・ショー」（９８）、Ｆ・ゲイリー・グレイ監督「交渉人」（９８）、ミロス・フォアマン監督「マン・オン・ザ・ムーン」（９９）

トッド・ソロンズ監督「ストーリーテリング」（０１）、ジョン・ウー監督「ペイチェック 消された記憶」（０３）と続き、シャリ・スプリンガー・バーマン＆ロバート・プルチーニ監督「 アメリカン・スプレンダー」（０３）

…と個性的な作品に多く出演。アレクサンダー・ペイン監督「サイドウェイ」（０４）で、ＮＹ批評家協会賞男優賞受賞。続くロン・ハワード監督「シンデレラマン」（０５）で、アカデミー賞助演男優賞ノミネート。

Ｍ・ナイト・シャマラン監督「レディ・イン・ザ・ウォーター」（０６）では、主演を務めました。ジアマッティが出てるだけで、見たくなってしまうのです。それがダスティン・ホフマンと共演だったら、なおのこと。

リチャード・Ｊ・ルイス監督「バーニーズ・バージョン ローマと共に」（１０）です。カナダとイタリア合作。本作でジアマッティは、ゴールデン・グローブ賞男優賞(コメディ／ミュージカル部門)を受賞しています。

酒とたばこをこよなく愛すバーニー（ジアマッティ）。彼の父親（ダスティン・ホフマン）、遊び人の友人（スコット・スピードマン）と自由気ままに過ごして来ました。バーニーの最初の結婚はすぐに破局。

Ｍｒｓ．Ｐ（ミニー・ドライヴァー）との２回目の結婚式で、偶然出会ってしまったミリアム（ロザムンド・パイク）に一目惚れ！帰宅しようとするミリアムを追いかけ、想いを伝えようとするのですが…。

３度目の正直とばかりに、はしゃぐバーニー。果たして？共演はブルース・グリーンウッド、ソウル・ルビネック、アトム・エゴヤン、デヴィッド・クローネンバーグ。予告編（アメリカ版）は、こちらです。