ソーちゃんの王将戦
第四局の初日が終わり、
終盤の入り口で
ほぼ互角の形勢である。
双方で
まだ8時間あまり
持ち時間を余しているので、
9時開始の二日目の今日は、
6時前後に決着がつきそうである。
ファンとしては、
今日を決めて
4-0のストレートで勝って欲しいが、
仮に負けても
残り三局で1勝すればいいから、
気が楽である。
しかも、
現時点で
渡辺王将に対しては
11勝2敗で
8割5分の勝率なので、
85%の確率で
「五冠」は
手中に収めたようなものである。
毎朝、朝刊の
世界のコロナ死者数を見ているが、
アメリカは一日あたり
数千人もの伸び率で、
とうとう91万人にもなってしまった。
このまま収束せねば、
100万人突破も有り得る。
第二次世界大戦でさえ
29万人の犠牲者だったのに、
その3倍もの数ともなると、
もはや第三次世界大戦と言っても
過言ではなかろう。
日本も
とうとう2万人を
超したようである。
アルファ株が2.8%、
デルタが0.4%、
オミクロンが0.07%、
と致死率は低下しているが、
反比例して感染力は
増している。
ウイルス自身の
利己的遺伝子の目的を考えると
毒性が強すぎると
繁栄・残存できないので
弱毒化させて感染力を高める
戦略をとっているようにも
思われる。
やがて、
通常のインフルエンザのレベルまで
形質が転換するのかもしれない。
ブリューゲルらが描いた
農民の踊りの絵を観ていたら、
その伴奏として作られた
ルネッサンス期のギター曲があり、
自作のルネッサンス・ギターで
弾いてみた。
なるほど、
中世の農村では
こんな単純なリズムと
他愛ないメロディーの曲が
延々と繰り返し
演奏されていたんだなぁ・・・と、
実感することができた。
*****************
『鉄人の思ひ出』2
先生の突然の訃報を伝えた『家族心理学会』のニュースレターに、『鉄人逝く』というショートエッセイとして寄稿したが、それには、たしか、もう一つのエピソードも加えたような気がする。
それは、年に二回行われる修論の中間発表会での事である。
臨床系以外の実験系の並み居るプロの研究者にして心理学者であられるの先生方から、「同じ研究者どうしだから対等だからね」
と前置きをされた上で、それこそ奇譚のない・・・どころか、辛辣、シビアな追求が、毎度毎度、行われるのである。
発表者の女学生が泣かない会はなかった。
先生方、曰く、
「私たちは、あなたの人格を非難してるんじゃないんですよ。
あなたの研究の不備を批判してるんです」
とは仰るものの・・・、その舌峰は鋭く、演者の心ノ臓を貫くものだった。
公平・公正な先生方は、中年学生にも、容赦なく厳しいご質問、ご指摘をなされ、人生この方、これほど他者から批判を受けた経験がなく、すっかり参って「青菜に塩」となった。
発表会の直後に、茫然自失として、学食に赴くと、素うどんのトレイを持った小野先生が、ニコニコしながら対面に座られ、萎れ菜っ葉の中年院生の顔を見ると、たった一言・・・
「佐々木くん。
学問はキビシイねぇ・・・」
と、仰られた。
「はぁ・・・」
と、私は苦笑しながら、自分も麺を啜ったが、その味があまりしなかったのは言うまでもない。
第四局の初日が終わり、
終盤の入り口で
ほぼ互角の形勢である。
双方で
まだ8時間あまり
持ち時間を余しているので、
9時開始の二日目の今日は、
6時前後に決着がつきそうである。
ファンとしては、
今日を決めて
4-0のストレートで勝って欲しいが、
仮に負けても
残り三局で1勝すればいいから、
気が楽である。
しかも、
現時点で
渡辺王将に対しては
11勝2敗で
8割5分の勝率なので、
85%の確率で
「五冠」は
手中に収めたようなものである。
毎朝、朝刊の
世界のコロナ死者数を見ているが、
アメリカは一日あたり
数千人もの伸び率で、
とうとう91万人にもなってしまった。
このまま収束せねば、
100万人突破も有り得る。
第二次世界大戦でさえ
29万人の犠牲者だったのに、
その3倍もの数ともなると、
もはや第三次世界大戦と言っても
過言ではなかろう。
日本も
とうとう2万人を
超したようである。
アルファ株が2.8%、
デルタが0.4%、
オミクロンが0.07%、
と致死率は低下しているが、
反比例して感染力は
増している。
ウイルス自身の
利己的遺伝子の目的を考えると
毒性が強すぎると
繁栄・残存できないので
弱毒化させて感染力を高める
戦略をとっているようにも
思われる。
やがて、
通常のインフルエンザのレベルまで
形質が転換するのかもしれない。
ブリューゲルらが描いた
農民の踊りの絵を観ていたら、
その伴奏として作られた
ルネッサンス期のギター曲があり、
自作のルネッサンス・ギターで
弾いてみた。
なるほど、
中世の農村では
こんな単純なリズムと
他愛ないメロディーの曲が
延々と繰り返し
演奏されていたんだなぁ・・・と、
実感することができた。
*****************
『鉄人の思ひ出』2
先生の突然の訃報を伝えた『家族心理学会』のニュースレターに、『鉄人逝く』というショートエッセイとして寄稿したが、それには、たしか、もう一つのエピソードも加えたような気がする。
それは、年に二回行われる修論の中間発表会での事である。
臨床系以外の実験系の並み居るプロの研究者にして心理学者であられるの先生方から、「同じ研究者どうしだから対等だからね」
と前置きをされた上で、それこそ奇譚のない・・・どころか、辛辣、シビアな追求が、毎度毎度、行われるのである。
発表者の女学生が泣かない会はなかった。
先生方、曰く、
「私たちは、あなたの人格を非難してるんじゃないんですよ。
あなたの研究の不備を批判してるんです」
とは仰るものの・・・、その舌峰は鋭く、演者の心ノ臓を貫くものだった。
公平・公正な先生方は、中年学生にも、容赦なく厳しいご質問、ご指摘をなされ、人生この方、これほど他者から批判を受けた経験がなく、すっかり参って「青菜に塩」となった。
発表会の直後に、茫然自失として、学食に赴くと、素うどんのトレイを持った小野先生が、ニコニコしながら対面に座られ、萎れ菜っ葉の中年院生の顔を見ると、たった一言・・・
「佐々木くん。
学問はキビシイねぇ・・・」
と、仰られた。
「はぁ・・・」
と、私は苦笑しながら、自分も麺を啜ったが、その味があまりしなかったのは言うまでもない。
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