『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

昭和テイスト

2023-06-25 08:47:24 | 

 

ここの処、
毎晩のように
25℃近い熱帯夜なので、
寝しなはエアコンと扇風機で
涼をとっているが、
それでも、眠りが浅く、
あまりよい熟眠が得られていない。

それも、梅雨時や夏場の
体調不良と関係しているのだろう。

今朝も3時半頃に目が覚めて
うつらうつらとして
また寝入ったようで、
5時半には、完全に目が覚めた。

いつものように
朝刊を取りに階下に降りて、
台所でアイスコーヒーを造り、
ご神前で朝の御祈念をした。

ひと段落してから
ブログを書き始めようと
PCの前に座ったら、
ふと、「朝ラー」が思い浮かび、
市内の店をググッてみたら、
7時から開店とあったので、
ブログを途中にして
そそくさと出かけてみた。

通勤路で見つけた
「朝ラー店」なので、
休日に通勤路を行くのは
ぞっとしないものの
そこはそれ・・・
早朝の時間帯にラーメンを食す、
という珍しい体験の為に
よしとした。

 

ジャスト7時より5分ばかり過ぎて
店に到着すると、
すでにクルマやバイクが
駐車していて、
先客が早々といる様子だった。

別の店でもう一軒だけ
朝ラーをやってるが、
ここも日曜の朝に行ったら
混んでいて驚いたことがある。

朝早くから
是か非でもラーメンを喰いたい
というよりも、誰もが、
珍しい体験をしたいという好奇心が
勝ってなのかもしれない。

*

この店がオープンしてすぐに
「鴨出汁ラーメン」というのを
試食したので、今回は、
「徳島ラーメン」というのにしてみた。

その特徴は、店によれば・・・
・ご飯に合う濃いめの味付け
・細めのストレート麺
・豚バラ肉の甘辛煮、生卵をトッピング
・・・だそうな。

ここの麺はツルシコ系でなく、
あまり好みではない
ボッソリ系なのだが、
一口目をすすり上げると
(オッ・・・。イケルやん・・・)
とは思った。

ただし、かなり、甘目のスープである。

ワンタンもトッピングしてみたが、
これはツルリとして
餡も佳かった。

拍子木型の図太いメンマも
やや甘さが過ぎて、
いまいちだった。

半分ほど食べすすむと、
砂糖か味醂を加えたような
スープの過ぎた甘さが
クドくなって箸がすすまず、
5枚もある甘辛の豚バラ肉も
半分やって、もうケッコウになった。

たしかに、
白飯には合うのかもしれないが、
甘目のスキ焼タレのような
スープだけで麺をやるのは
ラーメン単品としての
バランスはよくなかった。

***

 

きのうはきのうで・・・
朝起きたら、
妙に『王芳』の
炒飯と餃子が食べたくなり、
11時半の店開けに駆け付けた。

ここは、味よりも、
老女将さんのファンなので
その颯爽とした
江戸っ子のような
チャキチャキ感を味わいに行く
と言ってもいいかもれしない。

市内では、
唯一、「焼き・揚げ・蒸し・水」の
四種の餃子をやっているので、
それらを味わう楽しみもある。

ご主人の老店主が
中華鍋を振っておられるが、
後期高齢者を超えて
久しいようだが、
さすがに、そのご老体ぶりが
目立ってきた。

かのキレキレッの女将さんも、
昨日は精彩さを欠いて、
客の対応にちょっとばかり
間誤付くシーンを目にし、
同じく、後期高齢者を超えて
衰えてこられたのかなぁ・・・と、
思わざるを得なかった。

シンプルな卵炒飯にも
どこか味の冴えがなく、
よく言えばシットリとしてるが
家庭の主婦がこしらえたような
おとなし過ぎる味だった。

餃子は何度も食べてはいるが、
昨日に限っては、
あれ?  こんなんだったっけかな・・・
と、怪訝に思うような
やはり冴えないものだった。

中華は、
鍋の中で油や具材が弾けるほどに
コンロの火を強火にする
「爆(バオ)」や「炒(チャオ)」
する「火との格闘」料理なので、
気力・体力が衰えてくると
やはり、料理にも
「気」が入らなくなるのだろう。

行きつけの町中華の何店かには、
他にも老夫婦が
後期高齢者を過ぎて
いつ閉店になるか・・・という店も
ちらほらある。

なので、
昭和の町中華の文化は
いまや風前の灯となっているので、
足しげく通っておこうとも
思っている。

*

町中華を堪能した帰り、
トヨペットのディーラーに
昔懐かしい角型の4ドアセダンがあった。

『クラウン』ではないので、
60年代の『カローラ』なのかもしれない。

いかにも、レトロなフォルムで、
もし車道楽なら
遊び用として
ガレージに置いておきたい
とも思わされた。

昭和の頃は、
こんなのが道を行き来してたものである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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