リサイタル本番まで
あと10日を切った。
毎日、練習に余念がないが、
同時に、イメトレもやっている。
6年前から、
ベッドサイドの枕元には
音楽堂ステージから
客席を俯瞰した写真を
額装して置いてある。
365日×6年間、
これを見てイメトレをしてきた。
自分のリサイタルなので
“アガル”ということはないが、
それでも開演時間に
舞台に登壇する直前は、
やはりドキドキ感はある。
その高揚感もまた
ひとつの楽しみでもあるのだが・・・。
ただ、去年の登壇シーンを
ビデオで見たら、
背中は曲がってるわ、
首は前に落ちてるわ・・・で、
まるで、“ピテカントロプスの歩行”のようで
愕然とした・・・。
もろに、
“老け”が現れていた。
なので、
今年は、ファイナルでもあるので、
シャンと、矍鑠(かくしゃく)と、
堂々と、胸を張って、ツカツカと、
青年のように登壇したい(笑)。
ただ、
音楽堂大ホールのステージは
袖から中央まで距離が
長いんだよねぇ・・・。
その間、お客様の
拍手と視線と期待を
一身に受けながら・・・なので、
自然体で堂々と歩くのって、
なかなかに難業ではある。
でも、もう、
発表会やミニコンサートを入れれば
この50年間で裕に百回以上は
登壇しているので、
落語家同様に「出」にも
芸や“華”が欲しいなぁ・・・。
去年の「出」は
みっともなかったもんねぇ・・・。
ε=(-᷅_-᷄๑)
今年は、
ステージを思いっきりシンプルにすべく、
ソロに使用していた譜面台と
レコーダーを廃し、
支持器のギターレストをやめて
原点の足台に戻すことにした。
なので、
開演前の舞台上には
椅子と足台のみとし、
支持器なしの素ギターを抱え
登壇することにした。
天井マイクなので、
目の前には何も置かない
文字どおり、全身を晒して
演奏するスタイルに決めた。
そして、
クラシック5曲を演奏後に、
一旦、降壇し、
フラメンコ・デュオ3曲で
椅子をセットし直して
二人でコスチュームを合わせて
再登壇とする。
ファイナルにして、
いちばんシンプルなスタイルに
戻った感じである。
いっそ、MCもやめようか・・・と、
ちらと考えたが、
でも、お客様の“くつろぎ感”
“親しみやすさ”を考えると、
やっぱり、“ベシャリ”は必要かなぁ・・・。
四六時中、
ギターの練習をしていたら
腱鞘炎になったり、
関節炎が悪化するので、
適当な時間で切り上げる。
それでも、
きのうは
2ステージ分の
フル・プログラムをさらった。
薄着で臨んでも
全身汗まみれになった。
練習中は
痛みも凝りも感じないのだが、
その翌日が大変である。
今朝は
指がゴワゴワ状態で、
体中あっちこっちギシギシと痛む。
演奏家も
アスリートと同じなのである。
指先だけで、
チョチョチョイと
爪弾いてるわけではなく、
全身、全霊を使って
“心身”の躍動をしているのである。
なので、
慢性的な疲れ感や
節々の痛みは
アスリートの宿命と同じである。
「ギターを弾く」と言うと、
「いいご趣味ですねぇ…」と
お愛想を言われることがあるが、
(こっちは、カラダ張ってんだぁ!)
とヤクザまがいに
内心粋がることがある(笑)。
***
ギターばっかりも
弾いてられないので、
その間隙を縫って、
「ペン字」の稽古をした。
愛用の木製万年筆の
インクが切れていて、
今、K中にインク壜を
置いたままだったのを
思い出した。
仕方なく、T中離任時に、
コーディネーターのU先生から
ご餞別に頂いたぺリカーノを卸した。
新品未使用状態では
中のインクホルダーが
逆向きでセットされていたので、
その方向でいくら押し込んでも
カチリと嵌らず、苛々して、
先端に孔を開けた。
ところが、
スペアインクの箱絵を見たら、
挿し込み口が逆だと気づいた。
孔を開けたのは
お尻の方だった(笑)。
やっちまったぁ・・・!
/(┯_┯)\
・・・んだってばよぉ、
最初っから逆向きで
ユルユルで入ってんだぞなもし(笑)。
インク1本無駄にするのが
悔しかったので、
孔の空いた箇所を
ドライバーをガス火で熱して
プラスチックを溶接した。
字ぃ書くまでに、
なんと前置きの長かったことよ・・・(笑)。
ε= (•ω•`;)϶
リサイタルに向けて
減量はしているものの、
きちんと食べないと
練習で身が持たないので、
お昼は“おうちフレンチ”で
「グリエ・ダニョー・ソース・ヴァン・ルージュ」
(仔羊の赤ワインソース)
とパン一切れを
ソースと同じ赤ワインで頂いた。
買い物に行くのも、
料理するのも、
ドレッセ(盛り付け)するのも、
写真に撮るのも、
ブログアップするのも、
ぜーんぶ面白がってやっている。
ソースのラインが
書道の線のような
緊張感がなかったのが
“玉に瑕”だなぁ・・・。
(•ω•`; ) アラマ…
まだまだ、だなぁ・・・。
ハンセー \(_ _)o
創作力より鑑賞力の方が
上まっているのが
「難儀な天賦の才である・・・」
(モンクの名セリフ)。
あと10日を切った。
毎日、練習に余念がないが、
同時に、イメトレもやっている。
6年前から、
ベッドサイドの枕元には
音楽堂ステージから
客席を俯瞰した写真を
額装して置いてある。
365日×6年間、
これを見てイメトレをしてきた。
自分のリサイタルなので
“アガル”ということはないが、
それでも開演時間に
舞台に登壇する直前は、
やはりドキドキ感はある。
その高揚感もまた
ひとつの楽しみでもあるのだが・・・。
ただ、去年の登壇シーンを
ビデオで見たら、
背中は曲がってるわ、
首は前に落ちてるわ・・・で、
まるで、“ピテカントロプスの歩行”のようで
愕然とした・・・。
もろに、
“老け”が現れていた。
なので、
今年は、ファイナルでもあるので、
シャンと、矍鑠(かくしゃく)と、
堂々と、胸を張って、ツカツカと、
青年のように登壇したい(笑)。
ただ、
音楽堂大ホールのステージは
袖から中央まで距離が
長いんだよねぇ・・・。
その間、お客様の
拍手と視線と期待を
一身に受けながら・・・なので、
自然体で堂々と歩くのって、
なかなかに難業ではある。
でも、もう、
発表会やミニコンサートを入れれば
この50年間で裕に百回以上は
登壇しているので、
落語家同様に「出」にも
芸や“華”が欲しいなぁ・・・。
去年の「出」は
みっともなかったもんねぇ・・・。
ε=(-᷅_-᷄๑)
今年は、
ステージを思いっきりシンプルにすべく、
ソロに使用していた譜面台と
レコーダーを廃し、
支持器のギターレストをやめて
原点の足台に戻すことにした。
なので、
開演前の舞台上には
椅子と足台のみとし、
支持器なしの素ギターを抱え
登壇することにした。
天井マイクなので、
目の前には何も置かない
文字どおり、全身を晒して
演奏するスタイルに決めた。
そして、
クラシック5曲を演奏後に、
一旦、降壇し、
フラメンコ・デュオ3曲で
椅子をセットし直して
二人でコスチュームを合わせて
再登壇とする。
ファイナルにして、
いちばんシンプルなスタイルに
戻った感じである。
いっそ、MCもやめようか・・・と、
ちらと考えたが、
でも、お客様の“くつろぎ感”
“親しみやすさ”を考えると、
やっぱり、“ベシャリ”は必要かなぁ・・・。
四六時中、
ギターの練習をしていたら
腱鞘炎になったり、
関節炎が悪化するので、
適当な時間で切り上げる。
それでも、
きのうは
2ステージ分の
フル・プログラムをさらった。
薄着で臨んでも
全身汗まみれになった。
練習中は
痛みも凝りも感じないのだが、
その翌日が大変である。
今朝は
指がゴワゴワ状態で、
体中あっちこっちギシギシと痛む。
演奏家も
アスリートと同じなのである。
指先だけで、
チョチョチョイと
爪弾いてるわけではなく、
全身、全霊を使って
“心身”の躍動をしているのである。
なので、
慢性的な疲れ感や
節々の痛みは
アスリートの宿命と同じである。
「ギターを弾く」と言うと、
「いいご趣味ですねぇ…」と
お愛想を言われることがあるが、
(こっちは、カラダ張ってんだぁ!)
とヤクザまがいに
内心粋がることがある(笑)。
***
ギターばっかりも
弾いてられないので、
その間隙を縫って、
「ペン字」の稽古をした。
愛用の木製万年筆の
インクが切れていて、
今、K中にインク壜を
置いたままだったのを
思い出した。
仕方なく、T中離任時に、
コーディネーターのU先生から
ご餞別に頂いたぺリカーノを卸した。
新品未使用状態では
中のインクホルダーが
逆向きでセットされていたので、
その方向でいくら押し込んでも
カチリと嵌らず、苛々して、
先端に孔を開けた。
ところが、
スペアインクの箱絵を見たら、
挿し込み口が逆だと気づいた。
孔を開けたのは
お尻の方だった(笑)。
やっちまったぁ・・・!
/(┯_┯)\
・・・んだってばよぉ、
最初っから逆向きで
ユルユルで入ってんだぞなもし(笑)。
インク1本無駄にするのが
悔しかったので、
孔の空いた箇所を
ドライバーをガス火で熱して
プラスチックを溶接した。
字ぃ書くまでに、
なんと前置きの長かったことよ・・・(笑)。
ε= (•ω•`;)϶
リサイタルに向けて
減量はしているものの、
きちんと食べないと
練習で身が持たないので、
お昼は“おうちフレンチ”で
「グリエ・ダニョー・ソース・ヴァン・ルージュ」
(仔羊の赤ワインソース)
とパン一切れを
ソースと同じ赤ワインで頂いた。
買い物に行くのも、
料理するのも、
ドレッセ(盛り付け)するのも、
写真に撮るのも、
ブログアップするのも、
ぜーんぶ面白がってやっている。
ソースのラインが
書道の線のような
緊張感がなかったのが
“玉に瑕”だなぁ・・・。
(•ω•`; ) アラマ…
まだまだ、だなぁ・・・。
ハンセー \(_ _)o
創作力より鑑賞力の方が
上まっているのが
「難儀な天賦の才である・・・」
(モンクの名セリフ)。
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