声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

ラジオ効果

2015-01-12 20:58:56 | Diary
その昔、群馬は文化不毛の地と言っていた人がいました。

音楽関係者だったその人に言わせると
芸術に対する理解度が低く、音楽などにお金を投資する県民性ではない…

という主旨だったようです。

当時の私は群馬交響楽団を保有する県でありながら、それはあり得ないと思っていました。

でも、長く群馬で暮らしているうちに
文化的なイベントやコンサートなどで

集客に苦労する主催者の気持ちがよく理解できるようになりました。

2000人のホールを満杯にするには、どうすれば良いか…。

まず、メディアを使ってのPR…そこで
イベントの“目玉”をしっかり伝えておく必要があります。

ただ、「◯月△日これこれ、こういうイベントがあります。ぜひ、お越しください」

では、印象に残りません。

いかに興味を持ってもらうか…そのためには少々ミーハーでも、興味を惹きつけるキャッチコピーが必要ですね。

また、実際にイベントの出演者がメディアでインタビューに答えたり、

番組のコーナーなどにゲスト出演して、演奏するのも効果的だと思います。


随分前の事ですが、私の知人男性がTBSの朝のワイド番組に出演し、古楽の生演奏をした事がありましたが、

その時のアシスタントが、先だって亡くなった中島啓江さんで、

「イケメン」を連発して貰ったお陰なのか、その直後のコンサートでは、

バロック音楽とは、あまり縁がなさそうな女性客達で客席が埋まっていた事がありましたっけ。(^^;;


実際にイケメンかどうかは別として、
ラジオは想像力の世界ですから、
リスナーの興味を惹きつけるには最適です。


今の時代

「美しすぎる◯◯」などというミーハーなコピーを付けただけで

検索ワードが上昇する事もあります。

なので、これを利用しない手はないでしょう。


純粋にコンサートを聴きに来て貰いたい主催者にとっては、

少々不本意かも知れませんが…。(^_^;)


















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