はたして 東京までたどりつけるか....からだならしもかねて行きました。
ショーのほうがよかったです。
ベルリン わが愛 は ハイネのうつくしい詩がまったく生かされていなかった。
星組はどうしてしまったの? 脚本も芳しくなかったですが まず組のまとまりがなかった。
紅さんも精彩がない 紅さんは ドゥミキャラクテール みたいなところがあって そこが魅力でもあったのですが 正統派現代的二枚目もしっかりこなしてほしい。意味もない笑いは聞いていて疲れてしまう。二番手も三番手も 若いし 中堅が やめてしまったし 歌劇団側が 新陳代謝を図らなかったツケもあるし 娘役も落ち着かないし.... たいへんなんだろうと思いますが 北翔さんがいたときの あの飄々とした 自由な エスプリにみちた 紅さんは どこへ行ってしまったんでしょう。映画への愛など毫も感じなかった。
発声に難がある。中音部はのびがいいが 低音部がくるしい。無理に張らないで.... あたまがガンガンしてつらかった。先のこと コネ など考える前に 今を充実させることお客を 楽しませることを最優先すべきです。
ヴィクトールとゲッベルスがよかった。ナチス親衛隊は 所作がピタリとあっていないと ウソっぽい。愛理さんは 一貫性がない。ー
このところ よい作品がつづいていたので こういうこともあるのかな でも 観客はたのしみにしてゆくのだから ベストは尽くしてほしい。星組の成長を待っています。
中盤の大合唱がよかった。これは希望になります。
裏打ち