遠い森 遠い聲 ........語り部・ストーリーテラー lucaのことのは
語り部は いにしえを語り継ぎ いまを読み解き あしたを予言する。騙りかも!?内容はご自身の手で検証してください。
 




一昔前は トンネルを抜けると 目の覚めるような 真っ青な空がひろがっていたのだった。
だが 今 埼玉より 群馬より 佐久 上田の空は 白くすすけて見える。 小布施に向かう・....と 須坂あたりから 空は昔の青を取り戻す。くっきりと白い雲

小布施観光のポイントは駐車場。北斎記念館の前にとめるのがベストかと。3時間400円なり
北斎記念館だけだと チケットは1000円 +高井鴻山記念館 +中島千夏 セット料金 1800円のところ 1300円

北斎記念館 9:00開館を待つ。
北斎漫画特集 食べ物 道具 動物 植物 精密 軽妙 洒脱 達者 生き生きと呼吸し 時を越え そこにあるかのよう
写実とデフォルメの時代が交互にくる

富士越龍図に息を呑む 描きたい 描きたい と 叫ぶかのごとし。



最終展示 男浪 女浪 いや 女浪に 魅せられ引き寄せられる
この感じ 昔 フェルメール 青いターバンの少女を新聞広告の粗い写真で見て 大阪天王寺美術館に走ったときのよう
20分 絵の前で 魂を奪われ 立ち尽くした。
画家が 魂を傾けた絵には 魔力がやどる。

女浪は 北斎娘 お栄 葛飾応為が 手がけたのではなかったか。


左が女浪

家に戻って調べると NHKドラマ 眩 でお栄と北斎が語られたという。
93回の引越しは 北斎 お栄 ともども 片づけができなかったからだという。
それだけは わたしもおなじだ。

越龍図は 北斎最晩年90歳 100日のあいだに 現存するだけで 10幅 落款がある作品が残る という。
北斎の絵が神がかってきたのは お栄が離縁され 父の元に戻った70歳以降のこと
越龍図の幾枚かはお栄が手がけたのではなかったか



お栄の作品のひとつ


メナード博物館にあるという。この絵の前に立ったとき なにかがはっきりするだろう。

鴻山は江戸時代の豪商 北斎のパトロン?のひとり
鴻山記念館は 200年前の日本家屋 用の美 風がふきぬける 緑に染まる 座敷に寝そべってみる 愛用の火鉢を抱いてみる

中島千波 桜 桜

竹風館 ランチ 栗おこわ 美味
えんとつ ランチに勝る値段 1500円のモンブランと飲み物セットは 土日 予約したほうが無難。
これでもか これでもかという 山盛りモンブラン 栗の味は 濃厚なれど 繊細さ ハーモニーは望むべくもなし。
話のタネにお店に食べさせていただく感じ.....

和紙 中條 和紙OA用紙に掘り出し物あり 和紙を幾枚か求める。

帰り 須坂そりまち農園にて シャインマスカットハウスもの。ここの葡萄はつやつや輝く宝石のよう 葡萄本番は9/10頃とのこと。

死ぬまで 自分の語りを追い求める その覚悟はついた。

お栄の書いた 訃報



北斎 没後8年 立って お栄は 忽然と姿をけしたという。







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