江戸時代、徳島藩は大坂峠の麓に番所を設け、藩の規制品であった藍の持ち出しや讃岐米の持ち込、さらに百姓の逃亡などを厳しく監視していた。
代々、番所の役人を務めていた「村瀬家」には、番所を通った人々の記録が残されている。讃岐から来る人々の記録を見ると、最も多いのは、やはり四国遍路。
中には、一人で遍路の旅をしていた女性の名前が記されているものもある。遍路以外では買い物や、時には、犯罪者を藩の境まで連行する「境目追い払い」もあった。
大坂峠を越えた讃岐海道はここから徳島城下を目指す。
最寄りの駅=JR高徳線・讃岐相生、阿波大宮。
四国敗十八ケ所の一番札所霊山寺
6月より咲いていた花「姫女苑」
開花時期は、 6/ 1頃~ 8/20頃。
・北アメリカ原産の帰化植物。
・道端でよく見かける。
・本来「紫苑(しおん)」の漢字が使われるべき
なのだが、日本産で「姫紫苑」という別の植物
があり、それと区別するため「姫女苑」の漢字を
あてたらしい。(季節の花300より)