榎ケ峠を降りると、「御幸の橋」である。屋根の付いた珍しい形で、寄り合いや農作業の休息に使えるように、屋根が付けられたらしい。
初めて設けられたのは、江戸時代中期の安永二年だから、あるいは竜馬も渡ったかも知れない。
左から澤村惣之丞、坂本竜馬、那須俊平の像
6月より咲いていた花「萩」
開花時期は、 6/ 5頃~10/ 末頃。
・秋の七草のひとつ。
・日本各地の山野でごくふつうに見られ、
萩といえば山萩(やまはぎ)を指す。
東京近辺で見られるものは
「宮城の萩(みやぎのはぎ)」と
「山萩」がほとんど。
ここでは「萩」ページとして1つにしました。
・「萩」の字は
”秋”の”草(草かんむり)”なので
まさに秋の花だが、
早いものは夏前から咲き出している。
(でもやはり秋の9月頃が見頃ですね)
・花は豆のような蝶形花。
・枝や葉は家畜の飼料や屋根ふきの材料に、
葉を落とした枝を束ねて箒(ほうき)に、
根を煎じて、めまいやのぼせの薬にするなど、
人々の生活にも溶け込んでいた。
・地上部は一部を残して枯死するため、毎年新しい
芽を出すことから「はえぎ(生え芽)」となり、
しだいに「はぎ」に変化した。
・秋の十五夜(満月の夜)に、
「薄(すすき)」「おだんご」と一緒に
縁側などに置いて、お供えする習慣がある。
(季節の花300より)