高知城を出発して山道に入った街道は笹ヶ峰の峠まで休むことなく急な登り坂が続く。
殿様の駕籠を運ぶ道にどうしてこれほどまで険しい道を選んだのかと思わずにはいられない。
「土佐北街道」が整備される以前、土佐藩は参勤交代に海路を使っていた。しかし船旅はその日程を計算することが難しかった。
吉宗の時代になると、各藩に対する参勤交代の規制はさらに厳しくなり、期日までに交代を終えない場合、最悪では取りつぶしという罰則まで設けられるようになった。そこで、陸路の笹ヶ峰越えが一般的になっていったのである。この道を通れば瀬戸内へ最短の時間で抜けることが出来た。
6月より咲いていた花「紫御殿」
開花時期は、 6/ 1頃~11/ 末頃。
・原産地メキシコ。
・葉が全面的に紫で、花も紫。紫づくめ。
名前もそこから来たのでしょう。
けっこう長いあいだ咲いている。
・別名「パープルハート」(紫の”ハート”)
「セトクレアセア」(旧学名の属名)
(季節の花300より)