季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花

2008-08-15 05:40:14 | インポート

一日一言

後足(あとあし)で砂を掛ける

犬や猫は糞をした後、後ろ足で砂を掛ける

ような動作をするが、それに似て、面倒を見

てくれた人の恩義を裏切るだけでなく、別れ

際に一層迷惑を掛けて不快感を与えると言う

ような場合のたとえに用いる。

類語:①けって砂を掛ける  ②恩を仇で返す


6月に咲いていた花「桔梗」

開花時期は、  6/10頃~  8/10頃。 
・秋の七草のひとつ。                       
・漢名の「桔梗」を音読みしたら「ききょう」。
・別名  「桔梗」(きちこう)。             
・紫または白の、美しい花。                 

・漢方では太い根を干してせきやのどの薬     
  にする。また、この薬用成分のサポニンと   
  いうものは昆虫にとっては有毒なため、     
  昆虫からの食害から自らを守っている。     
  (キキョウサポニンと呼ばれる)           
・昔から武士に好まれたようで、家紋に取り入れ
  られたり、江戸城には「ききょうの間」や   
  「桔梗門」の名前がある。                 


・開花直前の丸くふくらんだ状態がおもしろい。
  これは、開花前には花びらが互いのふちで   
  くっついたまま膨れていくために、         
  つぼみのときは風船のようにふっくらして   
  見える、ということらしい。               
  プチュッとつまむと水がはじけ出る。       
  (花がかわいそうなのでやめましょう♪)   

・万葉集に出てくる「あさがお」は、この桔梗の
  ことだろうといわれている。               
・平安時代の辞書には                       
  「阿利乃比布岐(ありのひふき)」として載る
      → 「蟻(アリ)の火吹き」の意味。    
    蟻が桔梗の花びらをかむと、蟻の口から   
    蟻酸(ぎさん)というのが出て、桔梗の花の
    色素アントシアンというのを変色させる   
    ために、紫の花の色が赤く変わる。        
      (蟻が火を吹いたように見える)        

(季節の花300より)

 


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