季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「烏野豌豆(からすのえんどう)」

2015-02-08 04:21:06 | 暮らし
一日一言

静中(せいちゅう)の動

静けさの中にも、いざと言うときには動ける力

を隠し持っていてこそ、本当の静といえるので

あって、ただ動かずじっとしているだけでは静

とは言えないのだという場合の教訓として用い

る。また、そのような状態を指していう場合に

も用いる。

★本物の武士という者は、静中の動を常に腹の

中に持っているものだ。

歳時記

針供養


2月8日(地方によっては12月8日),平素裁縫などに使って折れた針を,

豆腐やこんにゃくに刺したり淡島神社に納めたりして供養をすること。

その日一日は裁縫を休む。

《 片づけて子と遊びけり- /今井つる女 》 → 事八日(ことようか)


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2月から咲く花「烏野豌豆(からすのえんどう)」

開花時期は、 2/10 ~ 5/10頃。
・春、いかにも豆科っぽい
 ピンク色の花が咲く。
・春、若芽を天ぷらにすると
 おいしいらしい。

・これより小さいものに、
 「雀野豌豆」
 (すずめのえんどう)がある。
 大きめのものに
 「烏」と名づけることが多い。
 また、実は熟すと
 黒くなることから
 黒→カラス、との連想で
 「烏」の名がついた、
 との説もある。


・黒く熟した実は、
 時期が来ると自然に爆(は)ぜて、
 中のタネを外にはじき飛ばす。
 飛ばすときは
 実がねじれるように爆(は)ぜて、
 タネを遠心力で
 遠くに飛ばす仕組みを
 もっているようだ。

 (爆(は)ぜるところは、
  カタバミに似ている)

 1つの実に
 5個ぐらいのタネが入っている。
 爆(は)ぜる時季に、
 群生しているところで
 耳をすましていると、
 「パン、パン」と
 爆(は)ぜる音が聞こえる。


・別名
 「矢筈豌豆」
  (やはずえんどう)。
   葉の先端がくぼみ、
   矢筈形になることから。

(季節の花300より)


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