季節の花と言葉の花束

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季節の花「土佐水木(とさみずき)」

2017-03-03 04:29:47 | 暮らし
忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)

「譲る心と詫びる心③」

非難し合った家庭は、貴重な朝の時間を不機嫌で過ごし、

他方、詫び合った家庭は、同じことが起きたにも関わら

ず、機嫌よく過ごすことになります。

私たちも、気を付けないと、「悪いのは私じゃない。

あなたが悪いのだ」と、何かにつけて思いがちになって

いるのではないでしょうか。このように非難し合う時、

家庭でも社会でも、平和は壊されてしまうのです。国と

国が非難の応酬を繰り返していて、そのために戦火が絶え

ない現状を見ても、このことがよく分かります。

歳時記

雛祭り


中国では、3月の最初の巳(み)の日は忌日とされ、

不浄・邪気・けがれなどの恐ろしいものが襲ってくる

といわれた日でした。家の中にいると人の災難が降り

かかってくるというので、人々は老若男女にかかわら

ず家を出て水辺へ行き、みそぎをしました。

このとき、人形(ひとがた)を作って、それで体を

さすり、身のけがれを移して供物と一緒に水に流して

厄払いをしたものです。

この人形(ひとがた)が、次第に手の込んだ立派な人形

(にんぎょう)になって行きました。

これがいわゆる「流しびな」の始まりです。

また、平安時代には、上流階級の子女が美しい人形で遊ぶ

「ひいな遊び」という、ままごとに近い遊びがあり、この

両方が結びついて、現在のひな祭りになっていったとされ

ています。
 
ひな人形のしまい方
 
ひな人形は、3月3日の二週間ぐらい前から飾りますが、

一夜飾り(前日に飾ること)は避けましょう。

また、節句が終ったら、その翌日にはしまったほうが良い

といわれています。これは、いつまでも出しておくと婚期


が遅れる、などと昔の女性の暮らしを考えさせる言い伝え

です。

保存場所は、湿気が少なく、風通しの良い場所を選びましょう。


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3月から咲く花「土佐水木(とさみずき)

開花時期は、 3/ 5 ~ 4/ 5頃。
・自生しているのは
 土佐(高知県)近辺の
 蛇紋岩地帯のみだが、
 全国で植栽されている。

・日向水木と比べて、
 一房の花の数が多くて花も大きい。
 おしべの部分は茶色。
 (開花直後はおしべは赤っぽい。
  花が開いてくると
  次第に茶色くなるようだ)

 土佐水木の仲間に
 支那水木がある。


(季節の花300より)



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