季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「桃」

2017-03-12 04:46:30 | 暮らし
忘れかけた大切なこと(渡辺和子蝶より)

「私のマリアさま④」

山本有三が、「真実一路」という小説の中に、自殺を企てる一人の

母親が娘に宛てた遺書として、次のように書いています。

「女が母親になることは何でもないことです。そんなこと

はどんな女にだって出来ることです。でも母親であることは中々

出来ることではありません。このことはよくよく思案してくださ

い。あなたに言い残したいことはこれだけです」


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3月から咲く花「桃」

開花時期は、 3/10 ~ 4/末頃。

 (ふつうの桃は
   3/10 ~ 4/15頃で、
  「菊桃(きくもも)」
  の開花時期は、
   4/10 ~ 4/末頃)。

・3月3日の
 「桃の節句(ひなまつり)」に
 桃をひな人形のとなりに添えるが、
 これは温室内で育てた桃で、
 屋外の桃の開花は
 もう少しあとになってから。


・枝に沿って
 びっしりと花をつける。
 幹には桜のような
 横線が入っている。

・いろいろ種類がある。
 ふつう、町でみかけるのは、
 花桃(花を鑑賞する目的の
        園芸品種)。
・縄文時代から栽培されている。

・桃の花の色から
 「桃色」という色名が生まれた。


・実が赤いところから
 「もえみ(燃実)」が
 変化して
 「もも」になったらしい。
 杏(あんず)の実にも
 よく似ている。

・「桃」の字は中国から伝わった。

・桃の字の「兆」は
 ”妊娠の兆し”を意味しており、
 桃が「女性」や「ひな祭り」と
 関係があるのは
 この理由かららしい。

・日本昔話の「桃太郎」も有名。
 桃太郎は
 桃から生まれた強い男の子。
 この話自体、相当昔からあり、
 桃の木は万葉の頃から
 霊力のある木とされてきた。

・タネは「桃仁(とうにん)」
 という生薬になる。
 杏(あんず)のタネの核の
 「杏仁(きょうにん)」に
 よく似ている。


(季節の花300より)



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