名言名句(89)
「いくたびも雪の深さを尋ねけり」『正岡 子規』
東京以西は、七十余年の私の記憶では年々雪が少なく
なってきているような感じがします。
それだけに、冬は雪、という関連性が遠のいたように
も思われます。明治29年に作られたこの句を読むと、
明治のころは、今と違って雪の量も多かったのだろうな、
と、言った懐かしい思いに誘われます。
この年、「病中雪」と前書きした四句連載の雪をテーマ
とした句を発表しましたが、このうちの一句です。
その前の年から腰部疼痛を訴えるようになり、この年には、
カリエスの病苦によって歩行もままならぬようになった
子規は、病床に臥す身となってしまいました。
その病床吟詠の中の一句です。
================================
12月に咲いている花「イチゴノキ」
花の特徴 花は壷形をしていて白い。
スズランのような感じの可愛い花である。
葉の特徴 葉は長めの楕円形で、互い違いに
生える(互生)。
葉の質は革質である。
葉の柄は短く、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
実の特徴 結実期は10月から2月である。
果実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、始めは
黄緑色をしているが、黄色、オレンジ色を経て熟した
紅色になり、食べられる。
味はやや酸味がある。
主にジャムや果実酒として利用される。
この花について ―
その他 学名のアルブツス・ウネドの名でも流通している。
英名はストロベリーツリー(strawberry tree)である。
和名はこれを訳したものである。
日本の鉢植えでの樹高は1メートルから3メートル程度である。
属名の Arbutus の由来ははっきりしない。
種小名の unedo は「一度」という意味である。
(みんなの花図鑑より))
「いくたびも雪の深さを尋ねけり」『正岡 子規』
東京以西は、七十余年の私の記憶では年々雪が少なく
なってきているような感じがします。
それだけに、冬は雪、という関連性が遠のいたように
も思われます。明治29年に作られたこの句を読むと、
明治のころは、今と違って雪の量も多かったのだろうな、
と、言った懐かしい思いに誘われます。
この年、「病中雪」と前書きした四句連載の雪をテーマ
とした句を発表しましたが、このうちの一句です。
その前の年から腰部疼痛を訴えるようになり、この年には、
カリエスの病苦によって歩行もままならぬようになった
子規は、病床に臥す身となってしまいました。
その病床吟詠の中の一句です。
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12月に咲いている花「イチゴノキ」
花の特徴 花は壷形をしていて白い。
スズランのような感じの可愛い花である。
葉の特徴 葉は長めの楕円形で、互い違いに
生える(互生)。
葉の質は革質である。
葉の柄は短く、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
実の特徴 結実期は10月から2月である。
果実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、始めは
黄緑色をしているが、黄色、オレンジ色を経て熟した
紅色になり、食べられる。
味はやや酸味がある。
主にジャムや果実酒として利用される。
この花について ―
その他 学名のアルブツス・ウネドの名でも流通している。
英名はストロベリーツリー(strawberry tree)である。
和名はこれを訳したものである。
日本の鉢植えでの樹高は1メートルから3メートル程度である。
属名の Arbutus の由来ははっきりしない。
種小名の unedo は「一度」という意味である。
(みんなの花図鑑より))
