季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「イチゴノキ」

2017-12-09 04:10:50 | 暮らし
名言名句(89)


「いくたびも雪の深さを尋ねけり」『正岡 子規』

東京以西は、七十余年の私の記憶では年々雪が少なく

なってきているような感じがします。

それだけに、冬は雪、という関連性が遠のいたように

も思われます。明治29年に作られたこの句を読むと、

明治のころは、今と違って雪の量も多かったのだろうな、

と、言った懐かしい思いに誘われます。

この年、「病中雪」と前書きした四句連載の雪をテーマ

とした句を発表しましたが、このうちの一句です。

その前の年から腰部疼痛を訴えるようになり、この年には、

カリエスの病苦によって歩行もままならぬようになった

子規は、病床に臥す身となってしまいました。

その病床吟詠の中の一句です。

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12月に咲いている花「イチゴノキ」

花の特徴 花は壷形をしていて白い。

スズランのような感じの可愛い花である。

葉の特徴 葉は長めの楕円形で、互い違いに

生える(互生)。

葉の質は革質である。

葉の柄は短く、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。

実の特徴 結実期は10月から2月である。

果実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、始めは

黄緑色をしているが、黄色、オレンジ色を経て熟した

紅色になり、食べられる。

味はやや酸味がある。

主にジャムや果実酒として利用される。

この花について ―

その他 学名のアルブツス・ウネドの名でも流通している。

英名はストロベリーツリー(strawberry tree)である。

和名はこれを訳したものである。

日本の鉢植えでの樹高は1メートルから3メートル程度である。

属名の Arbutus の由来ははっきりしない。

種小名の unedo は「一度」という意味である。

(みんなの花図鑑より))



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